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2008年 12月 06日
衆院予算委員会、仙谷氏の質問は哲学がにじんでなかなか良かった。「米百俵」を引いて政府の(定額給付金)バラマキを戒めた。
「米百俵」は小泉元総理が引用したことで、広く知れ渡ることになった。 島原には「稽古館」の話がある。200年前寛政大変の大災害は島原に壊滅的な被害を及ぼした。時の藩主松平公は、この未曾有の災害から立ち直るには数十年がかかると、混乱のさなか次代を担う人間の育成こそが大事であるとして、災害復興と並行して、すぐに学校「稽古館」を設立したのである。 私たちが、先の雲仙普賢岳噴火災害からの復興を考えるとき、目先にとらわれてはいけないとして、将来を見据えたものだった。そんな折、この「米百俵」の話にも出会い、目先の事しか見ない当時の世相に惑わされることなく、自信を持ってまちづくりをすすめたのであった。 教科書に載るほどではない、小藩の故事を知らないことは恥ずべきことでもなんでもない。でもまあ、ほんの数年前、時の総理大臣が引用した故事であれば、当然に現職政治家は知っていていい基礎知識だろう。 情け無い麻生総理は、わざわざ「僕はそのお話ちゃんと知っているよ、漫画ばかり読んでいて知らないと思われちゃ困るからね。」と前置きまでして、米百俵の辞書的意味を解説した。そしてその本質は全く理解していない。小林虎三郎を紹介しながら、「自分は?」と考えなければ、歴史に学ぶ意味はないではないか。 国民はこんな人が総理大臣であることをもう少し自覚する必要がある。こんな総理を選んだ国会議員を選んだのは私たち国民なのだ。
by mmatusaka
| 2008-12-06 23:41
| 社会時評
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