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2009年 09月 30日
cartは荷車。馬の前にcartを置く・・・順番が逆だろうが!
昨日、英語を教わった恩師先生と色々興味深い話が尽きなかった。 今は、もうほとんど忘れてしまった英語であるが、かつて自分は英語が得意だと思っていた。 この恩師先生、生徒を褒めて、おだてて上手で、図に乗った僕は大いに勉強したものだ。 ジャーナリスト上杉隆氏が、今どき英語で演説するなど、却って諸外国に馬鹿にされる・・・自国語で演説すべきだと、この度の鳩山外交に注文を付け、このことは側近に伝えたはずなのに本人に伝わっていないと、鳩山総理が側近に操られているかの発言をした。記者クラブから排除されたのがよほど悔しいらしい。敵は政治家やその周辺ではなく、マスコミではないのか?(分かっていっているのか・) 鳩山総理はもちろんアメリカ留学経験もあって、英語ペラペラである。自国語で話すのが現在外交の正統派であることは承知で、本人があえて英語でのスピーチを選択したとのことである。 (スラムダンクという漫画を知っている人だけの内輪ネタですが)バスケットマン桜木は、図体が超デカイ河田弟選手に対して、自らの勝てる要素(スピードと瞬発力)を封印し、相手の一番得意とするパワー勝負を挑むのである。誰の目にも愚策としか思えない勝負であるが、このパワー勝負で互角に渡り合い、最後はスピードでねじ伏せたのである。最初からスピードで勝っても観客には当たり前にしか映らない。パワーでは負けていたかも・・・と半信半疑となる。パワー勝負で互角の戦いを演じ、観客を味方につけ、スピード勝負でとどめをさしたのである。 今回の鳩山総理、計算ずくかどうかは知らないが、素晴らしい演出だった。(元英語が得意な?)僕には英語でも日本語でも中身で判断するのであるが、いくら世界が相手のスピーチとはいえ、聴衆の圧倒的多数は実は日本人である。 残念ながらこれまで散々アメリカのポチに成り下がっていた自民党政権同様、日本人のアメリカコンプレックスは相当のものである。中身を聞かせるのであれば日本語に限るのであるが、あえて英語で勝負した。同時通訳者のたどたどしい日本語で演説を聞く。内容は立派なものである。25パーセントの削減である。会場から拍手が起こる。おお、わが日本国の総理は外人相手に拍手をもらったぞ。英語で十分渡り合っている。 鳩山総理の友愛論を日本語で聞く機会はこれからいくらでもある。自らの勝てる要素(日本語の表現力)を封印し、相手のもっとも得意とする英語で勝負をかけ(たどたどしい同時通訳の日本語となっても)、お、押してる押してると思わせてしまった。 麻生さんはじめ、マスコミを通じて誰が聞いているかも認識できない総理が続いたあと、きっちりブラウン管の向こう、翌日の新聞紙面も計算に入れてのパフォーマンス。 だからこそ、上杉氏が言うように、日本語でやることのほうが効果ありというのはまだ2流なのだ。僕もそこまで冷静沈着に状況が読めても、自分も、聞き手の日本人も、英語より遥かに日本語の方が得意なのだから、英語で勝負をかけるのは、目先の受け狙いに終わるリスクを考慮して、日本語を選択したかもしれない。まさに二枚も三枚も上手である。 茨城で茨城弁をしゃべってみせるだべ。青年会議所の講演会で青年はパーっと芸者をあげて遊べ、年よりは働くしか能がないと内輪受けを狙う。神道崇拝者の会合で「日本は神の国なのだ」といい、アメリカ人の前ではカタコトノ英語で受ければいいさといったこれまでの自民党の首相では及びもつかないレベルの高い勝負だった。鳩山さんも頑張れ!
by mmatusaka
| 2009-09-30 02:06
| 社会時評
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