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2009年 10月 28日
ところが、この夜のインタビュー番組はちょっと違っていた。何か魂を揺さぶられるというか、この年配の政治家が全力で訴えているなあという迫力を感じた。この人はこんなに高い志であったのかと、引き込まれていった。(なのに、その内容を良く覚えていない。・・・)小沢さんのことを言っていたし、本を紹介していたのを思い出して、その本にたどり着いた。「わが友・小沢一郎」だ。 出版日は2009/8/5衆議院選挙の直前である。選挙にぶつけたか、勝敗が付く前に訴えておきたかったか、結果的に、その先見性が試される。 この数日僕のブログでマスコミのあり方を問いかけているが、この著書に負うところが大きい。 いきなり西松献金問題の国策操作について切り込んでおられる。かつてあった国策操作「帝人事件」の繰り返しとして、その後戦争に突入して行った日本の不幸な過去を振り返り、大変な危機感を持って告発し、そこにぶれない心友小沢一郎を描いている。平野氏自身の政治観と小沢氏は全く一致するわけではなく、お互い譲らないので行き違いもしばしば、それでもその違いを超えて、小沢氏を検証していく。 中傷を受けても、弁解もせず、粛々と政権交代に突き進む、周りの評価に振り回されることの無い、誤解を恐れない、ゆえに誤解されやすい小沢氏を、「小沢一郎という男はそういう人間なのだ。」と描いていく。 小沢氏を巡って登場する周辺政治家も描かれている。結果としてこの度の政権交代後のキーマンたちがきちんと登場している。その志の高さは際立っている。去っていった(自民党の)人たちの志の低さも(無さ)も否が応でも対比される。 最終章(第5章)で「小沢政治が目指すもの」と題して、かくあるべき政治論を展開してある。その政治論は平野氏の想いである。小沢氏の「共生」の思想を紹介し、鳩山代表(当時)の「友愛」を紹介し、政治の役割が熱く語られている。ああ、これが先日深夜に感じた平野氏の想いだったのかと思い当たった。 新国会が幕を開け、昨日今日、いよいよ鳩山政権の姿が明らかになっている。平野氏の政治観と重なる。今言っておかなければ成らない!という使命感で書かれていて、(僕の読者としての知識不足ではあるが)もうちょっとここは詳しくここは省いてとか、細かい注文はあるが、久々に引き込まれた本だった。島原図書館でも借りられます。
by mmatusaka
| 2009-10-28 20:34
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