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2010年 06月 10日
鳩山さん・小沢さんおつかれ様でした。そして菅さん頑張ってください。応援します。
政治は弱い立場にある人たちを助けるために、強い人たちが余力を提供するためにあると思う。病気の人を健康な人で支えるためにあると思う。もちろん不幸な人が一人もいないことが理想だ。菅新総理の『最小不幸社会』は特に目新しい造語ではないが、僕にとってはストンと胸に落ちる言葉だ。ああ、僕の考えている政治観を代弁してくれたな。と。 不幸幸福は、もちろん最低限の生活・健康は前提だと思う。しかし同じ生活レベル・同じ健康度合いで人によって不幸とも幸福とも感じる側面がある。これはその人の幸福観にもよる。これは教育・文化による。 教育・文化は高度に人間らしい営みで、動物世界の自然に任せる範囲ではない。きちんと食べられて、病気じゃなければ幸福かと言えば(僕に言わせればそれは十分に幸福だと思うのだが・・・)本人が「幸福だ」と思わなければ、不幸なのだ。大体動物世界には幸福も不幸も無い。 例えば、文化会館で「人形浄瑠璃」の公演だ、島原城で「たきぎ能」だ。ジオパークツアーだ。マンドリンのコンサートだ。市民による美術や書道の作品展「市展」。市民の情操を豊かにするのだからこれも市政として重要だ。(必要なら税金も投入すべし。)・・・という考え方がある。 僕は、文化・教育に理解のある議員であるという自負がある。だからこのままでは薪能は運営が難しいとか、中学生のバスケット(バレー)の指導をしてくれている指導員の人たちは限りなく無報酬どころか手出しの方が多いと聞くと、ナントカしなければ(税金を投入しなければ)と思いつつ、実は違和感があった。 菅さんは、絵を描く人たち・恋愛をする人たちは放って置いていいという趣旨のことを言った。ああ、そうだった。それでいいのだった。本を読みたい子ども、バスケットをしたい子ども、そういう子どもたちが親たちがそういう希望をかなえられる機会の可能性をつぶさなければいいのである。 お金のかかる文化を否定するものではないが、お金のかかる文化に税金を投ずる事は無いのである。本を買えない人のために、図書館で本が借りられるように。本を読むだけの知力を持っているのに貧困や病気のために教育が受けられず、知識が得られない悲劇は取り除いてあげなくてはならない。 多くの人たちの幸福のお手伝い『最大多数の最大幸福』ではなく、これは放っておいても成る様になるわけで、政治がなすべき事は不幸になる要素をなるべく取り除き、不幸を最小にすることなのだと。 特定の利権特権階級のための政治はもちろん不要である。現実社会はこのレベルという現実。でも、あきらめずガンバロー。菅さんアリガとー。
by mmatusaka
| 2010-06-10 19:32
| 社会時評
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