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2011年 09月 26日
もとより、松坂はそれほど裕福ではない。病気の父親は今のところほとんど寝たきり状態になっており、人工呼吸器の世話になっている。食事は鼻からの流動食、肺の疾患のために『タンの吸引』がいちばんの苦労である。 ヘルパーさんとか訪問看護士さんのお陰で家族の負担はだいぶ和らぐものの、サービスにも限界がある。医療保険の範囲を超えて専属の看護士を雇えるだけの余裕はない。かといって(有料)お手伝いさんを入れても(その余裕もないわけだが)お手伝いさんでは、タンの吸引や薬品注入・流動食注入という医療行為はさせられない。という訳で、何故か家族は免許がなくてもその医療行為が認められているということで家族で対応する。 もともと松坂は「夜の飲みごと」には付き合いが悪いが、近頃は「お茶」にも付き合わないとお怒りの方もおいでかもしれないが、僕が深夜まで呑んでさらけば、結局その分は妻に廻ってしまう。亭主関白だから(?)「おい!今日は大事な友達と呑むから!遅くなる!」と言えば、まあけなげな妻だから頑張ってくれるが、さすがにそうしょっちゅうという訳にはいかない。 自分の親だから(ヨメに頼むのも限度があろう。)しょうがない。ここはかっこつけて、両親があって、自分がここにいるわけだから、感謝の念を持って自分が面倒見るのは当たり前だと強がってもいいのだが(実際そう思っていないわけではないが、しょうがないから世話しているのだ・・・というぐらいがイイノダと思っている。) 松坂の親は時代劇に出て来るようなの無条件の親子愛など通用しない、変人である。「危うく死ぬところだったね。」とか「よくもまあこんな宇宙食みたいなもので生きながらえるものだ。」とか話ができる。正岡子規の辞世の句と言われる『たん一斗ヘチマの水もまにあわず』を紹介して平気である。要は大量のタンを吸引して、それでも未だ一斗(18リットル)には及ばないから、未だ当分死なない、それまでに子規にも負けない立派な辞世の句でも考えなさいよ、と言うわけだ。 というわけで、なるべく看病を楽しむようにはしているのだが、ナカナカ色んなことと両立させられない。市民劇場に出向いても、親が苦しんでいるかもしれないと思いながらでは、ナカナカ作品の中に入り込んで観賞するに至らない。コンサートも然り。色んな重荷を背負い、苦労を抱えながら、芸術作品や音楽を味わえる先輩は多くいる。まだまだ修行が足りない。 そんなわけで、近頃の松坂は付き合いが悪いと思われる方もおいでになると思いますが、今しばらく多めに見てやってくださいませ。本人はあなたに会って一緒に話し込んだり、飲み明かしたりしたい気持ちもあるのであります。
by mmatusaka
| 2011-09-26 21:05
| 個人的なこと
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