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2011年 10月 03日
都市計画マスタープラン策定のための地域別懇談会も中日を過ぎた事になる。今日は有明地区ということで有明公民館2階大ホールだった。
ワークショップの定義は知らないが、出席者が作業を通して、「全員が参加した感」を味わう。10人ほどが班を作って、地図を囲み、緑色のポストイット(付箋紙)に地域のお宝を書き込んで地図上にぺたぺたと置いていく。次に、ピンクの紙に問題点をこうして欲しいと書き込んでぺたぺた。30名ほどの市民が参加して、3つの班に分かれて、なるべく各自の意見を尊重し、さえぎらずに・・・コンサルタント会社の人が作業(ワークショップ)の指導に当たりながら・・・地域の課題を浮き彫りにし、20年後の有明像を描いていく。 ここでも数名の参加者から、本気で市民の声を吸い上げる気があるのか?と疑問を呈する声が上がった。先の白山地区(こちらは参加者10名に満たなかった。)も同様だった。回覧板の呼びかけが、市民に参加を呼びかけ意見を聞きたいとは思えない。と。 若い人が、ぜひとも参加して意見を言いたいと思えるような文面にして欲しかった・・・と。僕も感じていたことを、皆さんおっしゃった。「堅苦しくて面白くありません、なるべく来ないで欲しい。」という感じ。一応帳面けしに、住民の意見を聞いたという既成事実を作る事が目的で、本気で聴く気はない・・・と言わんばかり。 こんな文面では参加者が少なかろうと危機感で声を掛けて参加したという自治会長さんもいた。(実は僕も2名に声を掛け参加を呼びかけた。ヤラセではないよ。白山がひどすぎたし、有明は今回初めて都市計画に載せるからだ。) これくらいの人数では少なすぎるだろう!と不満も出ていたが、他地区を知る僕は、さすが有明地区の人は熱心だなあと感心した次第。しかし考えてみれば、市長を囲む懇談会に比べれば格段に少ない。 あまり相手の言う事をさえぎらない方式(ブレーンストーム方式)だと総花になる。若い人も何人かいたが基本的に60歳を越える引退組が多く、価値観が近いのではないか?白山でも感じたが、対立する価値観のブツカリ合いがなく、これではいいっぱなし。ガス抜きに過ぎないのではないか?とも感じた。 島原鉄道存続のために、大三東駅と湯江駅の間、有明庁舎下にもう一つ駅を作る話を恐る恐る提案したら。僕の両端の人は、イランイラン、誰も乗らん、無駄遣いだ。と。諦めていたら、反対側の人が庁舎下に島鉄駅を!と僕と同意見。「ああ良かった。」とピンクの紙を貼り付けた。 帰りの出口あたりで、「このワークショップとかいうお宝探しは結構面白かったなあ。来れば面白かったのに、あの案内文書じゃ来る気がしないからなあ。」と。「楽しいよ、お茶も出るよ。って書けばよかったのに。」( 実際、お茶が出た。)と、いい反応だった。 このコンサル会社は、客寄せのノウハウも持っていないのか?回覧板の文書も例示すべきだったと思う。しかし、コンサルなんか入れなくても、役所職員の裁量でもう少し、面白おかしい呼びかけ文が作れなかったのか?多分永年の事なかれ主義がこういうレベルに落ち着いているわけで、「なるべく来るな。」と考えているとは思えないのだが・・・でも部長級の顔を見ると、「全く来ないと困るが、ほどほどの数で納まって、突飛なクレーマーは来て欲しくないなあ」という感じが抜けきれない。 コンサル会社からも、「こんなもんでよかっぺ主義」が見て取れる。コンサルも担当職員も、自分の理想とする都市像を自らの裁量でかなり思いを込めてやれて、こんなやりがいのある仕事はそうそう無いと思うのだが、もったいない話である。さて明日は森岳地区だ。
by mmatusaka
| 2011-10-03 23:57
| 島原の自治と議会
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