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2011年 10月 26日
よく議員は3期目が大事などと揶揄されていた。
年金はご存知の如く、長生きするほど得で、早死にすると損な仕組みである。 それでも議員年金の場合、掛金の倍の金額が原資であれば、平均的に儲かる仕組みである。簡単に言えば、掛金の倍が帰ってくるのである。(国民年金は掛金の1.5倍と試算) 議員年金受給資格は12年以上(即ち3期)。3期目で落選すると、8年間の掛金の60%ほどが退職一時金で戻るだけ。3期目に当選すると、あとは寝ていても、4年間が過ぎ、12年間納めた掛け金の2倍以上が年金として返ってくる仕組みだった。3期目の選挙が大切だと言われていた所以である。 その議員年金がこの春に廃止閣議決定され、6月に廃止された。これとて政権交代直後実行できたはずなのに、一年遅れたのは、一人でも多くの3期目議員が12年を全うするようにと統一地方選終了を待ったのだからお手盛りも度が過ぎる。 8年前、こんなバカバカしい議員年金など選択性なら拒否しようと思っていた。強制だと知ってがっくり来た。当時、無条件で報酬の13%が天引きされた。359000円のうち46800円が天引きされただけでなく、ほぼ同額が別途島原市役所から払い込まれた。(正確には当時役所負担は10.5%)その天引き額はわずか8年間で14.5%、16%と次々に値上げされた。(当然の如く役所負担も、15.5%、16.5%と増額された。) それが今回の廃止を機に12年未満の議員は一時金で清算することになった。掛け込み額の80㌫が返ってくる。帰ってこない掛金と同額積まれた役所負担分のお金は先輩たちを養うために使われる。僕ら現役からすれば、一時金清算で終了(本当の意味で廃止)のように思えるが、そうではない。 年金受給資格者やすでに年金受給者の権利特典はそのまま温存。この人たちがどれだけ長生きするか分からないのであと幾ら必要なのかは計算に入っていない。その財源は今後の各自治体が負担していく約束になった。これで、平気で議員たちは「廃止になった」とすずしい顔だ。 嬉しいのは3期を勤め上げた現職たちである。掛金2割減の一時金でも、これまでどおりの年金でもお好きなほうをどうぞと言う。一般的には倍返し以上になる年金を選択するのが得で、総務省試算でも一時金清算のほうが年金選択より経費額は少ないとしている。
by mmatusaka
| 2011-10-26 23:56
| 島原の自治と議会
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