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2011年 12月 29日
長崎にはチンチン電車があって、結構便利だ。その昔、長崎線で県庁職員のM君に会ったので、「長崎市役所まで行きたいのだけど、駅からどの電車に乗って、どこで降りればいいか?」と聞いたところ、「歩けば?」と言われて、目からうろこだった。
長崎は、結構歩いてどこにでもいけるのであった。 出島交流会館は最寄電停は「出島」だが、夢彩都に行くのに「大波止」まで行く必要は無い。海辺を歩けばすぐにつくのだ。夢彩都から「五島町」は数分、適トーに坂道を登れば、市立図書館に出て、ちょこっと歩けば長崎市役所だ。別館(18銀行)はすぐ筋向い、その4階のさるく観光課を訪問した。 事前に電話で、応対してくれていたS君を指名した。S君によると「長崎さるくの担当は会議中で不在」とのこと。「分かる範囲で教えてください」と情報を収集した。 実は、「島原さらくプロジェクト」という内閣府の「新しい公共モデル事業」をスタートさせるのだが、そのプロジェクトには『長崎さるく』の情報が不可欠なのだと事情を説明した。 すると何とS君はさるく観光課が手がけている新しい公共モデル事業の担当者だったのだ。例の、あの夏のプレゼンテーションで僕らの次にプレゼンをしたあのグループだ。転んでもただでは起きない松坂の超ファインプレー(・・・と言っても名刺交換だけなのだが・・・)との連続性がうれしいではないか。 このたびの事業の事務的な流れでも大いにアドバイスがもらえる、心強い味方を探し当てたのであった。能動的に積極的に動けば、いつもこんな偶然が転がり込んでくる。 ちょっと前まで、いわゆる公務員の何とも取り付く島も無い体質というか、僕ら民間とのギャップと言うか、むしゃくしゃしていた自分との落差、がらりと変わった展開が快かった。 歩くことの効用と申しましょうか、くよくよするな。想いは通ず!だ。 市役所別館を出ると、県庁まで、スタスタ歩いたのは言うまでも無い。
by mmatusaka
| 2011-12-29 00:41
| 商店街とまちづくり
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