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2011年 12月 31日
今日も昨日の連続で、明日は今日の連続でしかないのだが、毎度毎度、年が明けるというだけで、1年を振り返り、来年こそはと誓い新たにするのである。
この1年は、父が寝たきりになり、その看護で生活のリズムがまるで違った。しかし、それも束の間、いい経験だけをさせてもらった。こんな生活が、5年も10年も続いた場合いかがなものか?本人の生き方だけでなく、政治の出番もあるのではないかと考えさせられた。 そんな中、市議会議員として3回目の選挙があった。平行して、東北の震災があった。年末につれて、今年最大のニュースは、この東北の津波災害ではなく、福島の原発事故であることが明らかになりつつある。 この二つの復興がなかなか前に進まない。政治の混迷、マスコミの腐敗、役所の機能不全・・・いろいろ言われているが・・・あえて最大要因を特定するなら、役所問題だと思う。役所(官僚・公務員)制度を変えることが出来ない政治。役所に媚びて、保身と自己利権に走る財界(マスコミを含む)。 竹原信一氏が、早くから訴えていた。河村たかし氏が頑張っていた。そして今大阪で橋下市長が戦っている。改革の起点は地方自治である。 分かったことがある、歴史はパーティー(党)が作るのではない。政治を動かすのは政治団体ではなく、個人としての政治家であること。衆を頼んで、自分でものを考えない政治屋は不要である。歴史を作るのは個人である。歴史だ政だと大げさになるから、「一人では何も出来ない」「仲間と力をあわせなければ」と考えてしまう。家族の中で頑張るのは、それぞれの個人である。仲間はあとでついてくる。 職場が明るく働きやすいのは、(もちろん社長の力に負うところも大きいが)一人の従業員のいつもニコニコ元気な「おはようございます。」だったりするのだ。 個人の力をもっと大事にしなければならない。皆もっと自分を大切にしなければならない。 それにしても、菅さんは、すごい政治家だった。たった一人で、原発を止めたのだから。もちろん脱原発に力を発揮した、人たちの力も大きい。 沖縄にアセス(環境評価)が届いたという。これから強姦しますよと言う宣誓文書と言うのがその真意である。もともと、アセスは環境負荷があるか無いかの客観調査のはずだが、賢い国民はみんな知っている。アセスは環境に対する悪影響を覆い隠して安心させ、だますための専門家集団によるでっち上げであることを。 心ある科学者の心配や警告は消されてしまう。近くは諫早湾干拓のアセスがそうであった。「影響が大きい」という評価が、「影響は少ない」に変わり、アセスというカタカナがつく。 ストレステストも然りである。欧米のストレステストは、日本でいえば原子力保安院とか、要は原発推進の理由付けにしかならない。アセスと同じで、かえってヘノコを容認するだけであり、原発推進に太鼓判を押すだけである。菅さんが突然ストレステストを言い出した真意の奥深さは誰も理解していない。 ここで菅さんが持ち出したストレステストは、まさに原発の冷却、クールダウンの時間稼ぎである。東電や九電の暴走を止めるために、数ヶ月稼動再開に「待った!」をかけ、国民世論に判断を預けたのである。やらせも口裏あわせもなりふりかまわず、玄海原発再開を焦った暴走を止めるには、ストレステストと言う猫だましが必要だったのである。 ストレステストは、アセスと同じで、推進派の巧妙な切り札だから、菅さんが「ストレステスト」を言い出したとき、推進派は『しめしめ、経産省官僚が仕組んだのか、菅めだまされおったな、思う壺だ』と深読みして、妨害阻止行動が遅れたのである。 (イサカン裁判上告断念、と同じ手法で、側近に予告も無く、突然の行動の形を取る。菅さんに突破力があるといわれるゆえんである。薬害死のリスト発見もすごかったではないか。) さあ来年も頑張ろう!
by mmatusaka
| 2011-12-31 22:24
| 個人的なこと
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