情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2013年 12月 22日
熱血後藤弁護士による報告レポートの中から、仁比国会議員の訴えの部分を引用することで、抗議の意思を示したい。(後藤さん勝手にごめんなさい。)
(仁比参議院議員) 開門確定判決に従わないという前代未聞の事態が安倍政権によってなされた。強大な権力によって、漁民達を苦しめてきたこと行政の姿勢が断罪された。行政の蛮行である。自民党議員からは、開門判決を中途半端に確定した菅政権の責任など下らないことを言っている。自分達に都合が悪ければ、確定判決すら変えようとする。こんな人達に政治は任せられない。 あなた方(農水官僚)は国が相反する義務に板挟みになっているように振る舞い、長崎対佐賀、あるいは漁民対干拓農民という対立を作り、自分達は蚊帳の外。自分達は善意の第三者でございますと振る舞うあなた方を絶対に許さない。 あなた方の第一の罪は、ギロチンを強行したこと。 佐賀地裁、福岡高裁は、諫早湾干拓事業と漁業被害の因果関係を正面から認めた。漁業被害の調査すらしない国の姿勢を立証妨害であると断罪した。 では、長崎地裁はどうだったか。国は、有明海の漁業被害を主張しない。 漁民が国を相手に裁判をするなど到底考えられない漁村の雰囲気の中、宝の海を返せという思いで、困難を押して一人一人の漁民が決意し、家族が必死の思いで支えてきた。 佐賀地裁が工事差止仮処分を認めた時、あなた方は真っ先に異議を申し立てた。じゃあ、なぜ今、長崎地裁仮処分に異議を申し立てないのか。 佐賀地裁判決の控訴の段階で、長崎県知事の同意がない限り開門しないという路線を引いた。だから、民主党政権の時も、安倍政権になっても何にも物が進まない。諫早湾干拓の破綻と過ちを認めない。もともと国と長崎県は共犯。その親玉である国が過ちを認めず判決で言われたから嫌々判決に従うというのでは、長崎が反対するのも当然。 第二には、有明海沿岸地域の深刻な疲弊をどう打開し、活力ある沿岸地域を作って行くのか、彼らは全く語ることができないという罪。バラ色の夢をばら撒いて漁民を騙して諫早湾干拓事業に突き進んだ。それが嘘だったことが事実で証明されている。どこにバラ色の未来があるか。地域を分断し対立させた罪は重い。農魚共存で地域を再生する。その要となるのは開門と宝の海有明海の再生。複式干拓では叶えられることがなかった農業者の苦しみを解消し、諫早の地域で豊かに暮らして行く計画を農水省が立てるべきだ。干拓地沿岸の苦労は佐賀でも福岡でも熊本でも解決してきたじゃないか。それがなぜ諫早だけでできないというのか。 三つ目は、公共事業村とでも言うべき、利権にまみれた時代を、あなた方はもう一度やりたいだけではないか。漁業では生きていけなくなった漁民達をエセ再生事業でモノを言えなくしたのはあなた方じゃないか。子や孫に破壊されボロボロになった自然と借金だけを残す。 漁民と市民の団結で宝の海を取り戻そう。必ず開門を実現し豊かな有明の地域を取り戻す。 ***************************** 海上デモも予定されていた。強風のため延期となったらしい。ギロチン以来続く不漁でもう漁業者たちはボロボロだ。その苦境を押してこの寒風吹きすさぶ中、北部排水門を目指すと言っていた。大丈夫だろうか……。手持ちのスピーカーとマイクを提供した。 「僕も乗せてくれ!」と同行するのを期待していたと思うと申し訳ない。究極の優先順位で、今回は島原から応援だ。諫早のこの集会もパスさせてもらった。東京から駆け付けた同志もいるというのに……地元に居て申し訳ないと思う。 (島原市の抱える問題で奔走していました。お許しあれ。)
by mmatusaka
| 2013-12-22 00:17
| 諫干・環境
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||