情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 06月 24日
昨日の議運決定(議運で議長任期を正式に2年と決定した。)に疑問を感じ、政治に詳しい生き字引H氏に相談した。やはり、こんなデタラメルールを議会の正式機関である議運(議会運営委員会)で決定するのは間違いであるとの事。なぜなら上位にある地方自治法で議長の任期は議員の任期(4年)と規定してあるからだ。デタラメはでたらめ同士、法律上拘束力の無い(非公式組織)全員協議会で、小さな声で申し合わせる程度のことだ。長崎県議会でも2年議長が慣行化しているが、大声で(正式に)表には出さないそうである。
一身上の都合で辞表を出すという、法の網の目をくぐるやり方でしか2年交代はできない。だから逆に、辞めない議長を辞めさせることは法的には不可能なのだ。議長不信任を突きつけられても、昨日の大村市議会議長のように、無視していいのである。議長不信任の理由がセクハラだろうが無視していいのである、ましてや法的拘束力の無い2年ルールの慣行を守らなかったという今回の(大村の)不信任決議は、市民から大きく乖離している。詳しい事情は知るまでもなく、大村の場合、やめない議長に理がある。(でも混乱は続いている) してみると今回の島原市議会の場合は、そうしたデタラメルール(2年交代の慣行)さえなかったのだから、松井議長は(議会内部の道義的な責任もなく、)全く辞める必要はなかったのである。氏が選ばれる時にはなかったルールを(しかも法的根拠の無いルールを)まさに辞めさるためにでっち上げてしまったのだから、破廉恥極まりない仕打ちだ。 地域情報に詳しい島原新聞記者もきっちり取材をしていることが、今日分かった。 *************** 松井氏は平成15年6月、改選後の初議会で議長に就任し、あと2年の任期を残しての辞職。理由は一身上の都合だったが、本会議前には「有明町との合併を議長として見届けたい」とも話し、続投に意欲をみせていた松井氏。議会の混乱を避けるために辞意を固めたものとみられる。(島原新聞記事より) *************** 僕の2年間も合併問題に明け暮れた議員生活だった。まさに松井氏には合併に明け暮れた議長生活であったろう。まさに記者の取材どおり、合併を見届けたかったであろう。断腸の思いが伝わってくる。 「松井議長の辞任を認めることにご異議ありませんか?」の副議長の言葉に、僕はきっぱり宣言した。「異議あり!」と。・・・「ご異議がございますので、起立によって採決いたします・・・」と議事は進んだだけである。 半年後、松井議長が、有明町との合併を機に、(そのときは在任特例により、有明町議14名が合流して37名の所帯になる。)、新しい議会になるのだから、議長の任期は4年であるが、新議会の融和を促進するために、自治法を辞任という形で合法的に破り、理由は述べずとも 「一身上の都合で」辞意を表明すれば、僕は「異議なし!」と応じただろう。そんな潔い議会を期待していた。
by mmatusaka
| 2005-06-24 20:50
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||