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2013年 12月 31日
先般(12/24)教育委員会あて確認事項に、以下のように記していた。
********************************************* ●耐震診断:2013年(※)時点の報告に比べ、危険性を強調しすぎていないか。耐震診断についてはもう少し丁寧な説明が必要だった。 ※1階縦方向0.11 横方向0.73 2階縦方向0.13 横方向0.75 建物の耐震評価は、一番弱い部分を以てなされるわけだが、学生寮は縦方向(廊下の方向)には弱いが、意外に横方向は結構しっかりしている。危険を回避するなら、縦方向だけでも補強することでかなりの効果があげられる。 ※訂正この記述、2013年は平成23年の勘違いでした。 ********************************************* 少し解説をしておきたい。 東京学生寮の「耐震診断」はH22年12月に発注され、翌23年3月15日付で報告されている。この診断調査をもとに耐震補強案も提案されているが、そのプリントアウトの日付は3/9である。 くしくも東日本大震災がH23・3・11だから、あの震災の直前に診断が完了して、数日後に報告が届いたわけだ。ちょうど第一小学校の建て替えの最中で、市民の耐震への関心はかなり高かった時期である。 ※「一般診断法」という方法で、鉄筋コンクリートビルなどの診断(一次と二次がある)とは違う。(数値や基準も別物) 階別、縦方向横方向別に診断し、 1階縦方向0.11 横方向0.73 2階縦方向0.13 横方向0.75 という構造評点が出ており、一番弱い箇所をもって、その建物の構造評点とする。 (ビル等の診断:こちらは構造耐震指標is値というが、こちらも階別タテヨコに分けて診断し、一番弱い部分を以てビルの耐震指標とする考え方は同じ。) したがって東京学生寮の構造評点は0.11 ちなみに、震度6強の地震があった場合 1.5以上:倒壊しない。 1.0~1.5:一応倒壊しない。 0.7~1.0:倒壊する可能性がある。 0.7未満:倒壊する可能性が高い。 ***************************************** * 参考:島原市役所(二次診断:H12/10調査)構造耐震指標is値は0.248 * 旧館:0.248(1階ヨコが最小) 新館:0.303(1階タテが最小) * これちなみに、0.3未満:震度6強の地震で倒壊または崩壊する危険性が高い。 * 0.3~0.6:~~~危険性がある。 * 0.6~:~~~危険性が低い。 * * ※市役所の場合旧館1・2階はタテもヨコも0.3前後でどの方向にも弱い ***************************************** 東京学生寮のこの「0.11」は恐らく教育委員会でも(雑談で)話題に上ったと思われるが、あまり問題になった形跡(議事録)は残っていない。 診断書はH23年3月に報告され、「大型地震が発生した場合、倒壊する危険性が高い」と判定されたにもかかわらず、その年のH23年12月(市議会教育厚生委員会への報告)翌H24年1月(教育委員会定例会報告)に初めて公表された。 庁舎問題も(耐震調査から既に10年以上が経っているが、)大地震が発生した場合……という前提付きだからか?、『今スグ』の議論にはなっていない。この悠長な構え方も問題があるが、この度、突然廃止を決定し即刻退寮の措置はえらく性急である。 (続く:稿を改めます)
by mmatusaka
| 2013-12-31 17:44
| 東京学生寮問題
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