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2014年 01月 25日
長崎新聞のコラム『水や空』に、島原東京学生寮問題で続編があったので、最初の分と合わせて報告しておきたいと思います。
*********************************** 消える学生寮(2013/11/29『水や空』) 東京駅から快速電車で30分。西荻窪の駅で降り、北口からゆっくり歩いて15分。駅前の商店街を抜け、東京女子大の正門脇の細い道を入った所にある古い木造建物が島原市の東京学生寮だ▲東京支社時代の担当ページに、本県出身の大学生たちの近況を紹介するコーナーがあった。学生のころ、同じ駅の南側に3年間住んでいた個人的な懐かしさもあって、ここの寮生の皆さんには何人も登場を願った▲講義やサークルの様子、卒論の研究テーマ、将来の夢、それに、離れて思うふるさとや家族のことを、さまざまに語ってくれたことを思い出す▲寮への感謝も聞いた。「制約もあるけれど、親の経済的な負担を考えるとありがたいし、共同生活は楽しくて心強い」。決して「スタイリッシュな東京生活」ではなかっただろう。しかし、どの顔も生き生きとしていた▲建物は1941年の建築で、学生寮になったのが63年、今も18人が入居していることを少し前の地方版の「廃止方針」の記事で知った。一番の理由は建物の耐震性らしいが、島原支局長は「記者の目」に急な方針表明への憤りを記していた▲無論、建て替えには多額の予算が必要になろうし、自治体の学生寮自体、歴史的な役割を終えつつあるのかもしれない。ただ、郷里を離れて学ぶ若者たちを半世紀にわたって見守り、その夢をはぐくんできた貴重な建物だ。違う議論もあっていい。(智) *********************************** この件については、当ブログで2013/12/20「新聞記者たち2」として、一度切り抜きで紹介した。コラム『水や空』はネット公開されているので、改めて紹介する次第。 コラム子(デスク)は、これに先立つ『記者の目』(島原市局長)の論調から「憤り」を感じていたようだが、「違う議論もあっていい」と、「廃止もありなのかなあ」と容認とも取れる文章で締めくくっていた。 ところが、その後、一連の島原市のやり方を具体的に知るにつれて、論調が変わってきたのであった。 *********************************** 存続要望(2013/12/13『水や空』) 「突然の報道で入寮生には大きな不安と動揺が広がっております」「3年生は就職活動が始まり、廃止問題や転居を考える余裕すらない、人生の大事な時期となります」-。関係者の苦悩が文面ににじむ▲耐震性の不安を理由に年度末での廃止方針が打ち出された島原市の「東京学生寮」(東京都武蔵野市)をめぐり、寮生たちの保護者が寮の存続を求める要望書を島原市と市議会に出した。東京支社時代に取材した寮生たちの様子を、少し前にこの欄で紹介した▲当事者の学生や保護者が廃止の方針を新聞報道で知らされた、という事の経緯にまずは驚く。ほかでもない生活の拠点の話なのだ。不意打ちにも程がある▲要望書は、今の1年生が卒業するまで学生寮を存続してほしい、と訴えている。自然な主張だ。寮生も家族も、学生寮があるから安心だ、寮があってよかった、と東京への進学を決めたのだ。行政にはこの期待と感謝にしっかり応える責任がある▲市教委は「(寮生の)命を大切にしたい」と、今のところ方針を変えていない。巨大地震は確かに心配だが、期限を切って退去させる以外には方法はないのだろうか。長く温かく若者を見守ってきたせっかくの寮が、冷たい幕引きを迎えることは、市も市教委も本意ではないと思いたい▲前の原稿は「違う議論もあっていい」と結んだ。言い方を変えようと思う。強く再考を求めたい。 *********************************** もっともである。 僕もその後いろんな角度から、この問題を掘り下げているが、あまりの理不尽さに、唖然としているのだ。コラム子(デスク)の良識が、再びペンをとらせたわけだ。 片方で純粋に寮存続の議論も起こりつつある。引き続き応援していきたいと思う。
by mmatusaka
| 2014-01-25 20:45
| 東京学生寮問題
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