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2014年 03月 05日
2013.06.27 平成25年6月定例会(第3号) 本文より要約
5番(松坂昌應君) 島原鉄道は残さねばならないということでお聞きします。 島鉄(鉄道)の今の赤字の状況は? 政策企画グループ長(東村晃二君) 北線の経営状況ということですけれども、平成24年度の鉄道事業につきましては、収入が約5億4,900万円に対し、事業費約6億7,600万円ということで、差し引き赤字額は、約1億2,700万円にのぼっているとお聞きしています。 5番(松坂昌應君) 鉄道部門で、赤字が1億2,700万円と。島鉄全体の赤字は7,900万円ということですから、鉄道の赤字部門は別の部門で補うなり、補助金とか鉄道施設建設受入寄附金とか、そういったもので、圧縮しても赤字7,900万円というふうに理解しております。 この5億5,000万円ほどの鉄道収入に対して、6億7,000万円以上経費がかかっているという話なんですけれども、この鉄道部門の経費の中の固定資産税額はどれほどでしょうか。 政策企画グループ長(東村晃二君) 鉄道事業に係る部分ということで申し上げますと、固定資産税としまして土地、建物、それから償却資産を含めたところで、全体で約4,000万円というふうにお聞きをしております。 5番(松坂昌應君) 上下分離方式とはどういうものかと市のほうでは理解されておるか。 政策企画グループ長(東村晃二君) 上下分離方式についてですけれども、一般的に鉄道事業で申し上げますと、鉄道路線の線路、駅、それから、車両などの設備の保有者と、実際に鉄道の運行を行う者を分離するという方式でございまして、線路の上で実際に運行する上と線路や車両といった下が、別の主体によって運行をされるというものが上下分離方式というふうに呼ばれております。 5番(松坂昌應君) 鉄道及び鉄道敷など鉄道資産、いわゆる下を行政が持ち、上:運行を島原鉄道株式会社が持つと。そういう意味ですね。上下を分離するという意味で、この上下分離をしてはどうかという話なんです。 どういうことかというと、島原鉄道の持っている鉄道資産、約45億円ほどあるんですけれども、この鉄道資産を全部行政に名義変更するだけで、あとは今までどおり島鉄が使う。そうすると、今4,000万円ほど払っている固定資産税を払わなくていいようになっちゃうんですね。 行政側は税収が4,000万円入ってこなくなるけれども、税収減については地方交付税の仕組みがありますから、そのうちの75%、3,000万円は国が補てんをしてくれる、補てんという言い方じゃないですけど、基準財政収入額が不足したんだから需要額に足りませんので、地方交付税という形で3,000万円持ってくるという形であります。 つまり、島鉄は4,000万円の固定資産税を払わなくて済むようになる。自治体のほうは、入っていた4,000万円の固定資産税の収入はなくなるけれども、かわりに国から3,000万円来ると。ということは、島鉄さんに使用料を1,000万円払えと言えばペイするんですね。そうすると、島鉄は今まで4,000万円払っていた固定資産税の経費が(使用料という名目で)1,000万円で済むんですね。どうでしょうか。どう思いますか。 政策企画グループ長(東村晃二君) 今議員おっしゃいましたように、上下分離という形で運行いたしますと、施設の管理でありますとか、整備に係る費用が少なくなりますので、島鉄さんとしては収支の改善。で、自治体につきましてはということでございましたら、その分の減収分についての75%が普通交付税として国から措置されるということにはなりますが、ただ、一方で地方自治体が下の部分を担うということになりますので、施設を保有するということは、相当の維持管理費も伴ってくるというふうに考えております。 5番(松坂昌應君) 維持管理は今までどおり、島鉄にしてもらうんです。いいですか、これが上下分離のポイントなんですよ。あくまで私が言っているのは、島原市と島鉄が一体になることによって、国から3,000万円持って来られる。あとは両者の取り決めなんです。もちろんこれは島鉄が大きな決断をしなきゃいけません。だって、自分の持っている45億円の資産をぽんと名義変更するんですから、簡単じゃありませんよ。でも、これは日本全国、この上下分離方式を取り入れて鉄道を残している事例がいっぱいあるんです。そういう意味で、ぜひ検討ができないかということであります。 これは、鉄道関係の本を出版している人に聞いたんですけれども、鉄道はやっぱり観光の目玉なんですね。自分は鉄道に乗らなくても時刻表に線路が載っているというだけで行きたくなるという、そういうのがありますから、これは観光の面でもいいと思ってですね、鉄道を残すというね、単純に鉄道は福祉のためだけじゃないと、観光にも資するんだということで。今、NHKで「あまちゃん」というのが流行っておるんですけどね、こういう機会に、市民も盛り上がっているときにぜひやってほしいなと。先ほどの話、上下分離方式でやれば、島原市の持ち物になりますから、市民は全部マイレールっていうんですか、「私の鉄道」だという意識も高まってきますから、いろんなことを考えて何とかやっていければと提案します。
by mmatusaka
| 2014-03-05 21:04
| 島原鉄道を残せ!
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Comments(1)
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