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2014年 03月 11日
************************* (設置) 第1条 本市に引き続き1年以上居住する者又はその子等であって、大学等に学籍を有するものを収容し、その修学を援助達成させるため、島原市東京学生寮(以下「寮」という。)を設置する。 (事業) 第4条 寮は、次に掲げる事業を行う。 (1) 学生に宿所及び食事を提供する事業 (2) 学生の身上相談に関する事業 (3) 前各号の事業に付随する事業 ************************* この条例は「学生の修学を援助達成させるために、宿所や食事を提供する」ことを約束している。 このルール(条例)は議会によってのみ改廃できる。 ところが島原市(教育委員会)は議会の決定を待たず、一方的に寮生たちに退寮を迫っている。理由は建物が危険だから命を守るためだと。命が大切だから……と、まだ3年間(2年間)在寮を許可していた寮生に退寮を迫り、修学の援助は打ち切ると通告した。 議会の議決が必要ではないか。条例だから、我々議員には市民の代表として「寮制度の改廃」の審議に参加しその決定をする権利があるはずだ。 言葉としては、議決権のある議会に決定してもらうが、廃止が完了してしまってから、決定に参加してもらうという。 あなた方議員は「廃止の改廃」に参加することはできない。状況は委員会や全員協議会で報告し、意見も言わせるが、あなた方の指図は受けない。私たち市・教委が「廃止を決定」し、廃止が完了するのを見届けてから、あなた方に「廃止の追認」をさせる。つまり議会は不要だということだ。 この条例が生きていて、廃止は(法的には)決定されていないのに、廃止前提の予算(退寮の際の引っ越し補償金)が盛り込まれた補正予算案、廃止前提で、寮長寮母や調理員の予算を大幅減額して(この条例が目的とする学生の修学援助が出来ない:条例を無視した、)新年度予算が出ているので。本日議案質疑において 条例に反する違法行為であるとして、この二つの予算案の上程の仕方に問題があると指摘した。 僕の「違法」という言葉に敏感に反応したのはむしろ同僚議員であった。しばらく休憩したが、彼ら当局の答えは「違法ではないと考えている。」で終わり。 違法を承知で、この予算通過を承認するわけにはいかないが、「違法ではない」のなら問題はないと大方の議員たちは議事を急いだ。議員はほとんど皆、こんなやり方はおかしい(明確に違法だ!)と分かっているくせに、理事者の「違法ではない」の言質を取ると、引き下がったようだ。ここに至れば、違法かどうかは問題ではなく、もし違法なら「違法ではない」と宣言した市当局が悪いのであって、違法と知らずに承認したわれら議会に責任はない。と、責任から解放されたわけである。 つまり議会は不要なのである。市民の声は届かないまま、一部の為政者たちが勝手にやりたい放題、ここまで馬鹿にされ軽視され、無用を突き付けられ、カエルの面に小便議会である。個々の議員の資質もさることながら、議会が全く機能していない。ますます市役所は我々議会をないがしろにするだろう。 ここでこの学生寮廃止前提の予算を通過させれば、これが既成事実になり、次の議会で「廃止条例」が上程されれば、「あなた方はこの前廃止の予算を通過させたではないか!」と迫られて、条例廃止を追認するだけである。 違法ではないならいいじゃないかと見過ごしてもらっても結構だけど、『議会が不要』であることだけは間違いがない。 学生寮廃止前提で云々以前に『議会は不要』前提で政治が行われていないか。
by mmatusaka
| 2014-03-11 21:39
| 東京学生寮問題
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