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2014年 03月 21日
近頃さまざまな場面で「あれ」「ちょっと違う」と思うことがよくある。近頃の若いもんの考えはわからん、の類であるが、相手は若者に限らない。同僚の議員に対して然り、市役所職員の反応に「あれっ」。間違いとか、違法とかではないのだけれど、僕(松坂)は何か違うなあと違和感を感じるのである。
僕の価値観・僕の常識・僕の道徳観・僕の当り前。僕の場合、この感覚はしつこく継続し、歳とともに麻痺したり、変質したりすることはあまりない、と先日までは断言していた。 ところが、このごろ気が付かないうちに自分もまたかつてなじめなかった環境に同化してしまい、違和感を感じていた世界に違和感を感じなくなるのではと思うようになった。具体的に記録を残そうと思う。 近頃の小学校は卒業式の日、謝恩会というものをやるらしい。 講堂や体育館で卒業式が終わった後、クラス単位で(卒業生そのものが一クラスというのも多いようだ)教室で、担任先生と児童が最後のお別れをしてそのやり取りを保護者達も参観する感じかな、と思っていた。 ところがところが、近頃はホテルに参集するらしい。謝恩の相手は誰だろうか、ホテルでやれば当然費用も発生するだろう。児童の親たち(PTA)が企画するのだろうか、おそらく会費制だろう。先生も会費を払うのか?招待か?食べ物飲み物の予算はいかほどだろう。親の飲むアルコールも用意するのだろうか。 中身についてはだれか6年生を捕まえて聞けば済むことだが、謝恩会をホテルでというだけで、もう僕の常識はついて行けない。最後のお別れは、慣れ親しんだ教室(ホームルーム)か校庭に決まっているではないか。PTAの親たちが企画するのだろうか。いつごろからそんな風になってきたのか。 真ん中に子供たちはいるのだろうか? 昔は国民全部が質素で、今は格差社会だ。今島原市の生徒児童の約10パーセントは学用品も買えないという困窮世帯、各種支援を行い料金等の免除を受けている。クラスの3~4人がそんな家庭の子供であることを分かっているのだろうか。もちろんPTA役員を引き受ける父兄はそれはそれで立派だし尊敬に値する。 しかし、なんか違うのである。 困窮世帯の親子は大変な負担になるのではないか。誰もが気安く参加できる配慮はしたのか、そもそも親の出る幕ではないのじゃないか。担任先生は個々の生徒の事情を知っているのだから、クラス役員に一言華美にならないように助言できないのか?いろいろ理屈で説明するまでもなく、謝恩会をホテルでやろうなど誰も言い出さなかったはずなのである。 そして前例になる。
by mmatusaka
| 2014-03-21 20:41
| 個人的なこと
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