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2014年 09月 26日
訴状の確認。
以下が訴状の第1ページ目の感じだ。市長の元に届く訴状が、長崎地方裁判所を通過したあとどのような形になるのか、詳しくは知らないが、こんな感じではなかろうか。 訴状とともに第1回の裁判の期日が指定されると聞いている。 当然のことながら、松坂の現場主義は即ち、原典主義だ。げなげな話ではなく、第1次資料を入手することが始まる。当然ながら、裁判であれば「訴状」の入手は最初の課題である。ここに示した画像は新聞記者たちが入手したものとほぼ同じものだと思っている。最終的に裁判所等に出向いていけばすべての中身は誰でも見ることが出来る。マスコミの常識として、原告の住所氏名等は伏せるだけのことだ。報道が原因であらぬバッシングや嫌がらせがないとも限らないからだ。僕もそうした常識に準じておこうと思う。 ただ原告たちは、実名が公になることは覚悟の提訴である。だからこそその勇気を讃えたい。市長を相手取り、実名で異を唱えるのだ。古川市長には重圧となるだろうが、こちらは公人であり(個人は訴えられていないので)墨塗りはしなかった。 裁判の話が出て、既にこの記事は4回目である。 1回目、長崎新聞報道とともに、先ずは原告の勇気をたたえた。 2回目、西日本新聞報道とともに、マスコミ報道のあり方について記した。 3回目、島原新聞報道とともに、被告島原市の危機管理意識の欠落を指摘した。 きょうはその続きで「事実確認の大切さ」を市役所に向かって投げかけたい。 前回3回目、「まさか訴状も見ないで答弁はしていないだろうね!」と最低限の常識はあるものと前提にして展開したが、念の為に総務部担当に確認に出向いた。 「訴状の確認はしているんでしょうね?」と確認に行ったわけだ。 僕でさえ、それなりに行動すれば、訴状の写しは手に入る。(表に出さないようにと釘を刺されれば、当然対応する。その場合はこうして公開はしない。)特に原告らに断ってはいないのだが、この程度は既に公開情報と判断して、市民皆さんに普段馴染みのない「裁判」をイメージしてもらおうと、周知の事実を一次資料で確認して、みなさんと共有しているのだ。 結果はNOであった。前回指摘したように、裁判所からの訴状は見ていなくとも、新聞記者が訴状を見ているのだから、入手方法はいくらでもある。当局に誠意があるならば、一刻も早く対応を考えたいので、と、直接原告と思しき人に「訴状をください。」と頼むことだってできるのだ。(長崎新聞報道から)寮生の父親とわかるのだから、教育委員会が名簿を持っている十数人に限られる。 訴状は裁判所から送致される正式のものを待つとのことで、総務部の答弁は新聞報道にある訴状の内容(ほんの数項目の要点のみ)からの想定問答だったというのだから驚きだ。訴状も見ていないのに、答弁していたのだ。「まだ、訴状を見ていないのでコメントできない。」のほうがましである。 松坂が心配した、「ひょっとして、訴状を見もせずに~」の「ひょっとして」がそのままだった。 なぜ、記者に訴状を見せろとかコピーさせてくれと言わなかったのか?と問うたら、「そのうち裁判所から正式のものが来るから、別にいいじゃないですか。」と。裁判の対策をするにしても、原告(寮生保護者)への誠意を示す意味でも、一刻も早く入手すべきではないか?!不真面目である!と、 そこまで言えば、松坂もコピーを持っているであろうと推測もできるのだが、「松坂さん、もし良かったら情報をください。」の相談もない。そんなやる気のない職員にわざわざ、コピーを提供してもゴミ箱に捨てられるだけだ。カエルの面にションベンだ。 暗澹たる思いで、決算委員会に向けての証憑書類の点検に向かった。 そんな折、東京方面から電話(スマホ)が鳴った。法律に詳しい方で、どうやらこの度の学生寮問題が「裁判」になったことをたいそう憂えておいでだった。僕のブログもチェックなさっているようで、「どうして市役所は(不利益処分にあたって)保護者たちの同意を取らなかったの?聴聞会はやらなかったの?行政手続法で言えば明らかに違法じゃないの!」といくつかの法律専門用語も交えての指摘と確認だった。 そして、議会にも責任があるよ!議長は何故違法を放置していたのか。知らなかったじゃ済まされないよ。と。 「僕自身当初は、常識的に道義的に違法だと迫ったわけで、実際廃止条例のタイミングは間違いだったわけですが、『行政手続条例』の存在を知ったのは九月になってからなんです。お恥ずかしい限りです。」と。 議会の様子もチェックなさっていたようで、松坂議員が九月一般質問で「市行政手続条例に違反して、不利益処分を断行した」と指摘しても行政側は聞く耳を持たなかったし、取り合わなかったね。「まあまあまあまあ」で押し切れると思ったんだろうか。と。(遅い指摘ではあっても、)松坂議員はきちんと指摘していたけど、議会としてはどうなんだろう。とナアナア市議会を厳しく叱咤なさった。 松坂に対しては、よく勉強しているね、言っていることは一番まともで正しいのだけど……とねぎらいの言葉を頂き、いくらか救われた部分もあるのだが。現実は孤独である。 「事実確認の大切さ」を言い聞かせるように、定刻まで、決算書類に向き合っていたのだった。 紹介した訴状、なんと21ページから成る。おいおい原告や弁護士から、あるいは学生寮を存続させる会の方たちの応援で公開されていくことになると思うが、人を思いやることの大切さが伝わって来る素晴らしい内容だ。市長(教育委員会ほか皆様)にはじっくり読んで考えて頂きたい内容になっている。
by mmatusaka
| 2014-09-26 01:04
| 東京学生寮問題
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