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2015年 01月 12日
佐賀県知事選挙、樋渡氏が敗れる結果となった。地方選挙(もうすぐ始まる統一地方選)の現状分析も兼ねて感想を述べておこうと思う。山口氏18万、樋渡氏14万、鳥谷氏3万という結果。 多くの市民がそうであるように、僕らに入って来る情報は限られている。「得票予測」なるマスコミが作った怪物が僕らの判断を鈍らせてしまう。元々超有名人の話題の樋渡武雄市長、知名度だけで圧勝かと思っていた。マスコミが作った流れか、実際の住民の声をマスコミが忠実に拾った結果なのか、はじめ圧倒的優勢の樋渡氏に、反中央の山口氏が猛烈な勢いで追い上げている、との報道。(それでも樋渡氏の優勢は揺るがないかの報道に見えた。) 三番手の鳥谷氏、元滋賀県知事嘉田さんの応援を得て明確に脱原発を主張。自公が二つに割れば「漁夫の利」もあるかと期待をしたが、報道は泡沫扱い。例えば脱原発を望む有権者はどのような投票行動をとったのだろうか。 ①樋渡氏圧勝なら、山口氏に乗っても意味がないし、山口氏は明確な主張はしていない。ならば明確な意思表示として鳥谷氏へ。 ②樋渡氏・山口氏、接戦伯仲なら、明確な安倍路線の樋渡氏ではない(脱原発の可能性がある)山口氏へ。 ③どんなにあがいても鳥谷氏当選の見込みはないから投票はしない(棄権)。 マスコミを含めての体制側は、まず③を大前提として、樋渡氏が勝つのを前提で、②に誘導し、明確な脱原発票をカウントさせないで、かつ県民の意思は原発推進(樋渡氏)である……とシナリオを書いたのだと、松坂は分析していた。 ところが、結果は山口氏の逆転劇。脱原発は封じ込めたものの、なんでも中央(安倍幕府)の言いなりだよという横暴に地方は反旗を翻し、佐賀の良識を示した形となった。滋賀県・沖縄県に続く幕府の3連敗となった。 ネットの世界や外部からはかなり好意的に扱われていた樋渡市政(武雄)であった(トップ画像はネットから取った武雄図書館:手前にコーヒーショップ)が、県民の評価は別だったのか。長崎新幹線というとんでもない公共事業がイサカンに続いて暴走しているが、鹿島市が良識ある行動をしていた際、あっさり武雄さえ駅があればOKで長崎新幹線推進にくみした頃から、違和感を感じながら注視はしていたのだが。 結果は意外な形で終わったが、JAのような地方組織と違い中央の意思がそのまま反映する公明党創価学会はどのような投票行動をしたのか?安倍氏の言いなりで佐賀の公明党は皆さん樋渡氏に投票したのだろうか?それをひっくり返した佐賀県の農民一揆はなんだったのか。自民を真っ二つに割って(白けて投票しない県民が半分いるとはいえ)なお、名も無き新人を圧勝に導いた力(ちから)恐るべし。 いわゆる革新票、第3勢力は存在しないのか。 島原半島に目を転じる。4月の県議選。自民系が強い土地柄は佐賀県に通じるものがあるかもしれない。 現在6議席中、4議席が自民系、2議席が非自民系。全国的なオール自民与党右傾化アメリカ化の流れはとどまることを知らないようだ。全議席自民に押さえ込まれる可能性無きにしも非ず。(つづく) 1/15追記。このあと地元島原半島の県議選情報を報告するつもりで。「つづく」としていたが、昨日雲仙市の奥村さん(前雲仙市長)が急逝なさったとの報があり、情勢はガラリと変わってしまいました。ちょこっと整理して続報を書きますので、すぐには「つづき」ません。あしからず。奥村さんのご冥福をお祈りいたします。
by mmatusaka
| 2015-01-12 19:33
| 社会時評
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