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2015年 04月 14日
写真は2年まえ韓国スンチョン湾(順天湾)素晴らしい干潟が広がっている。今も。韓国もまた開発開発で自然破壊は日本の比ではないらしい。しかしここスンチョン市だけは別の哲学があった。自然を残す方が、生命の源である干潟を残すことの方がはるかに将来性があることを知っていたかのようだ。 ただ単純に機械力を使って、海の中に(干潟の上に)地面を作って農地を広げようとか、そもそも目的は農地造成ではなくて公共工事利権だけだったから、農地が不要となったら、今度は防災の目的だなどとこじつけをやった。犠牲になる干潟の価値は全く顧みられることはなかった。失って初めて干潟の偉大さがすこしずつ知られるようになった。(幕府は干潟の価値が知られてはまずいと、懸命に情報を抑制しようとしている。またはもう取り返しがつかない既成事実にしようとしている。) 有明海の奥部諫早湾がギロチンで仕切られて、18年。広大な干潟が失われた。その影響は(漁獲高の減少は)世界中の漁獲減少の比ではない。(工業化だの温暖化だのの理由で世界的に漁獲減少傾向にあるが、有明海の衰退はこの締切以来加速度的である。) だから裁判所は「開門」を命じた。これは確定判決だ。(4年前) ※ちなみに干潟の復元力は2年と言われている。 裁判の判決は「5年間の常時開門」だ。5年かけて、干潟がよみがえることを想定してある。そのための3年間の準備期間があった。幕府はその準備をサボタージュした。僕らが順天を視察した時期は、本来なら開門に向けて干拓農地の内部堤防を補強したり、農業用水の確保、ゼロメートル地区の強制排水設備など、準備がなされていなければならなかった。 この間何もしなかった役人どもはまさにタダ飯をむさぼっていたわけだ。 3年の猶予期間が過ぎて、国のサボタージュに対して制裁金(間接強制という)が課され即日執行されている。いわゆる強制開門をすべきところだが、督促されている状態だ。 開門のための何の手立てもせぬまま、開門すれば農地の影響もあるだろう。だから開門すればこちらも罰金掛けるよと(仮処分)。 それを幕府は、県内のマスコミは、農水大臣は、板挟みになって、開けない今も、今後空けても、制裁金がかかってくるとごまかしている。開門のための準備手だてをしてから開門すれば、双方に支払い義務は生じないのである。そのウソを伝えないマスコミは、もはやジャーナリズムでは無い。 ギロチンの日に、まだ干潟復元のチャンスは充分に残っていることを強調しておきたい。
by mmatusaka
| 2015-04-14 20:59
| 諫干・環境
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Comments(1)
Commented
by
小平慎一
at 2015-04-15 16:53
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そうだね、忘れられているね、いさかん。沖縄も、原発も、集団的自衛権も、ごり押しされようとしている。原発再稼働を止めた裁判官は近々左遷されるのだろうか。民主主義対自民党という構図がまた復活してきた。第二次世界大戦前の国民も、政党のふがいなさにいらいらしながら、でも沈黙していた。沈黙は毒、なんだね。沈黙もまたテロかもしれない。
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