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2015年 05月 10日
島原市内はまだまだ足を踏み込んでいない場所がたくさん存在するが、ほぼ8割方は一度は足を踏み込んでいる。島原の秘境と言われる立野地区だって数回訪問している。(立野の人ごめんなさい。)だから、かつて訪問したところを再訪すると考える。しかし実際はこの4年間はペースダウン気味、5~6年ぶりなんぞはざらだ。 小山町は(近いから)もう何度も訪問している。この時期は各候補予定者のチラシが氾濫する。「選挙が近くなると来るのね。」とか「また選挙かな。」などと皮肉交じりを言われる候補予定者も多いのではないか。市民は、チラシは選挙前に届くものという先入観に支配されている。僕もよく言われた。 小山町界隈などでは「ありゃ、もう選挙かな?」に対して「いいえ、選挙は去年終わりましたよ。これは議会の報告です。」と、常識を打ち破ってきた。僕だけでなく、この数年は多くの議員が、頻繁に議会だよりを出すようになって、議員が、報告書やチラシをもって戸別訪問してもだいぶ怪しまれなくなった。 僕なんぞ、「いつもの議会報告です!」とお構いなしにピンポンを鳴らす。たまに、「おお久し振りじゃないか、楽しみに待ていたよ。草ぞうしだっけかこれは面白いからね。」などの反応があれば実にうれしい。(でも『あおぞうし』なんだけど・・・) 一方で、何年か前までおばあちゃんが一人で住んでいた家が、雨戸も締め切られ、草ぼうぼう落ち葉だらけというケースも多い。たまに家人が様子を見に来る程度かな?とか。 多忙を極め、なかなか庭の手入れはもちろん、玄関先周辺も汚れたままだけど、中に人がいるのかな?いないかな?とか。電気のメータがかすかに回っていて、ああ単なる留守か?とか。 お年寄りが施設に預けられてとか、子供たちに引き取られてとかで「空き家」のケースは結構多い。ポストにピザの広告と、各議員(政党)のチラシが雑多にねじ込まれている。程度はバラバラで、ここには報告書を入れるべきかどうかといつも悩む。 本日印象に残ったこと。 どこか生活感はあるものの、かなりの荒れ放題な庭先、僕はこの家は「空き家」と判断し、報告書を入れるのをやめて、立ち去ろうとした。 そこに某施設のマイクロバスが停まり、若い女性ヘルパーに伴われて、車からおばあちゃんが降りてきて、その家に入って行った。入る時に何度もヘルパーに向かって発していた言葉。 「この家誰も人が住んでいないみたいだ。」(「そんなことないですよ〇〇さん」と、ヘルパー) 「この家誰も人が住んでいないようだ。」(「〇〇さんが住んでいるじゃないですか」と、ヘルパー) 帰るのが嫌なのか、手入れが行き届いていないことを恥じているのか、このあと一人で夜を過ごすのがつらいのか。踵(きびす)を返して、おばあちゃんに報告書とチラシを手渡した。 次に訪れた家からは小さな子供たちが次から次に飛び出してきて、ぼくから報告書を奪って奥に駆け込んだ。庭先に泳ぐこいのぼりが「子供の日」を象徴していた。孫守りでややお疲れ気味のおばあちゃんが奥から「すみません、いつもありがとうございます。」と。(「松ナントカまさおだって…」とお姉ちゃんの声も聞こえてくる。) 神は細部に宿り給う。 戸別訪問(報告書配り)は政治活動。普段の政治活動がそのまま選挙運動だと考えているのだが、行く先々で「政治活動と選挙は別物だからね。」と言われる。そのことは自分が一番知っているつもりだが、選挙の方法をあれこれ反省するよりは、やはり選挙は普段の政治活動の結果と考えるのが自然だし納得も出来る。新人候補予定者は可能性を評価されるが、現職は政治活動(議員活動)を評価される。
by mmatusaka
| 2015-05-10 19:52
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