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2015年 07月 16日
長崎県議会の恥ずかしい結果(「法案の今期可決を求める意見書」)を受けて、折しも全国的に最も議論が盛り上がる時期に採決日が重なった。 翌日付の島原新聞は『島原市議会は否決』と見出しを付けた。前日の全国紙で、多くの地方議会から、反対や慎重の意見書が多く出ているという背景があったのだろう。 長崎県議会の異例の賛成意見書は論外だが、これも反対意見書を否決したのとワンセット。長崎市議会も反核団体等5団体の請願を否決。お隣南島原市も同様の請願を否決不採択。近隣の流れだけで言えば、地元紙島原新聞としては『島原市議会も否決』と「は」ではなく「も」で報じても良かったのであろうが、「は」で報じていた。 全国から寄せられた「心配」をよそに、多くの国民のシュプレヒコールを無視して、国会衆院特別委員会では強行採決。辻元清美議員や大串博志議員の悲痛な表情が印象的だ。(NHKは肝心の委員会は中継せず、暴動化することの予想された採決の場面だけ報じて、反対議員たちの結果として大人げない姿を映しだした。ここに至るまでの政府の理不尽な対応は、これも政府不利が予想できていたので、あえて中継をしなかったと言われても仕方がない。NHKは既に「大本営発表たれ流し体制」に移行している。) 西日本新聞の場合、強行採決を報じた一面に、ドカンと社説を並べ「『違憲立法』は許されない」と、その立場を明らかにした。高い評価をしたい。(あとで他社も比較しようと思う) 島原市議会においては、島田議員による「意見書提出の提案」という形で意思表示の機会があった。「どうせ共産党が全国一律申し合わせていることだろう」と揶揄する自民系議員が多かったが、この提案は島田議員のオリジナル(独自)提案だ。 長崎市は五団体による請願を紹介する形での提案。南島原市も政府の暴走を心配する市民団体による(意見書を出してほしいという)請願を共産市議らが紹介する形。(雲仙市は動きなし)各自治体まちまちバラバラなのだ。 今回議員歴20年の全国表彰を受けた島田議員であるが、(町議時代は0.5年でカウントするので)実際は32年の議員歴を有し、首尾一貫した共産党議員筋金入りだ。市民からの請願要請も無い中、ならば議員として議会を動かそう!と声をかけてこられたわけだ。 自民議員たちも同調できるようにと、あえて「反対」ではなく「慎重」の言葉で意見書案を提案なさったわけだが、長崎県議会自公と同じ流れの中にあるのか?島原市議会の自公には通用しない。イケイケどんどんの彼らにつける薬はない。 島田議員の深謀遠慮は通用せず、「負け」が明白の状況で、島田議員の方針「自公の皆さんも、慎重にということで同調してください!」にそのまま賛成するのではなく、自公連中の逆鱗に触れてでも、自分の考えを訴える方針で臨んだ。 本心は反対である そもそも憲法に違反している そもそも「集団的自衛権」は不要である と、持論を展開して、 『慎重に』考えれば、 そのような結論に到達するはずである! と、結論付けて、さらに島田さんオリジナルであることを強調して、日本全国の憂えている志ある人たちの存在を紹介し、島原にもまた高潔な議員がいるのだと持ち上げて応援討論としたかったが、 意味不明な発言封じが、議長の使命だと勘違いしている新米議長に散々妨害合いの手を入れられ、野次にかき消され、野次にいちいち反応する(自分で判断できない)弱腰議長の迷采配で、思うことの半分も述べることが出来なかった!情けない。 新人同僚議員バラの会の二人も、賛意を表し、打合わせ段階では討論の準備もしていたようだが、議場の現場のやり取りに圧倒されたのか、起立して「議長〇番!」を言えなかったことは、僕としては反省してもらいたい。安倍さんが先制攻撃の号令をかける日に「あの時、きっちり反対しておくのだった!」と後悔してほしくないからだ。 討論を終えた、草野議員も僕ももうなすすべがなく、提案議員の島田議員が思い余って討論に立った。「提案者は討論できないだろう!」とヤジが飛び、新米議長はおろおろして議事を止めた。松坂も「慣例であって、提案者が討論できないとはどこにも書いてないだろうが!会議規則のどこに書いてあるんだ!言論を封じるな!」とヤジを飛ばした。 おろおろ議長は、「それを調べさせている。」などと。「そんなことも知らんのか!言論の自由は何処へ行った!」と畳み掛けてうっぷん晴らしを兼ねて、島田議員に討論の機会を求める野次を連発した。(右手に会議規則を掲げて)「会議規則のどこに書いてあるんだ!」は一種の決め台詞で、会議規則を手元に置いていない、発言を封じたい輩は応酬が出来なくなる。自信の無い議長は、気迫に押されて、島田議員の討論を認めてしまうわけだった。 この日本の流れを左右しかねない政府の暴走に対して、何も行動をしないでいいのか!という思いを抱き、無力感を感じていた矢先、島田議員が、当然の勇気ある提案をしてくれたわけだ。二つ返事で賛同を誓ったのであった。 (^o^)v
by mmatusaka
| 2015-07-16 10:35
| 戦争と平和
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