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2015年 10月 21日
報道によると、10月になったら「書留」で届くと言われていた個人番号の通知カードが、ようやく配布され始めたとのこと。千葉県で確認されたとのこと。九州では大分県が最初らしいけど、長崎県はいつになることやら。何が遅れているのか?
国民の皆様の個人番号がまだ決まっていないのではない。郵便の発送作業が遅れているだけなのだ。全国民の個人番号は、本人にはまだ未通知で本人には知らされていないが、役所にはとっくに案内済みだ。おそらく『住基ネット』を利用して、自動的に機械的に番号を付けてしまったらしい。各自治体に住民一人ひとりの番号が送られて、それを各自治体職員が入力作業をしたわけではない。 気が付いたら、各自治体の住民基本台帳に、勝手に「住基ネット」でアクセス介入してデータを書き込んだのである。(と、松坂は予想している。) あなたが通知カードの受け取りを拒否しても、そこに記された「個人番号」はもう確定情報。個人番号カードを作ることをしないでも、既にあなたには番号が割り振られている。住基カードを持たなくても、あなたは住民基本台帳に「住民票コード」(住基番号)が割り振られて、とっくに番号管理されているのと同様だ。 ひとりひとりの国民に既に固有の番号が「住民票コード」として付与されているのに、なぜまた「個人番号」を付ける必要があるのか?意味不明である。全ての国民に基礎年金番号を振るとしていた話はどうなったのか。住民票コードで基礎年金番号を兼ねてよかったはずではなかったのか。 そして今回の税・社会保障・災害補償を重複させないために、脱税を防止し、二重に生活保護費をや災害見舞金を出さないために、というのであれば、整備済みの住民票コードを使えば済むではないか。 しかもこの度の個人番号は、11ケタの住民票コードを元に、(なぜか)12ケタの番号に加工するらしい。だから、国は皆さんの住民票(住民基本台帳)に住基ネットを通じて一方的にアクセスして、機械的な係数をプログラムして、一瞬にして皆様に番号を付与したのである。もう逃げられませんよ。 だから、市役所窓口で住民票を(その際、住民票コードも付けて、個人番号も付けて!と意思表示のチェックを入れて)請求すれば番号入りの住民票が貰える。(手数料が島原市の場合は300円) ※島原市の場合「申込用紙」にまだ、個人番号のチェック欄は印刷されていませんので、口頭で申し出て、申込用紙に「個人番号」のゴム印を押して貰って、申込書を加工しなければなりません。 島原市はまだこの古い申込用紙がたくさんありますので、当面は個人番号チェック欄はゴム印対応だと思われます。(取手市だったかで、機械仕掛けの住民票発行装置が、全住民票に無条件で個人番号が印字されていた事案が発生していましたね。) というので、例によって好奇心旺盛な真面目市会議員は、住民票を取ってみた。この際本人確認のために自動車免許などが必要。) というわけで、個人を特定するための番号と言われているけれど、その作業は住基ネットを構築した際に完了している。その証拠が、その住基コード番号を基(材料)にして個人番号を作ることで示されている。 国民にとっては何の意味もない番号で、国にとって都合のいいだけの番号だというのが大方の評価だが、そうではない。一億人を管理するなら9ケタもあれば十分なのに11ケタで住基システムを仕組んだわけで、人口が100億人になっても対応できるのである。12ケタにしたのにはちょこっとおまけだ。 要は住基ネット構築の際、儲けそこなった業者(または引き続きワイロをくれる業者・業界)にソフトシステムづくり、カード材料作成機械などを納品させて儲けさせるだけの無駄遣いでしかない。今回の個人番号で「便利になるもの」は既にとっくに出来上がっているのだから。 国民にとっても、国にとっても何の意味もない。賄賂と天下りのための無駄遣いだ。 不必要な道路を作り、不必要な橋を架ける、公共事業バラマキと同じ発想。又は武器輸出のために、戦争を引き起こすたぐい。 この度の個人番号システム導入を巡る厚生省のアホ役人の収賄事件はそのことを端的に表している。全く不要なシステム。石木ダムと同じ。賄賂をもらうための事業。無駄なことをする新たな独立行政法人を作って、そこに天下りするためのシステム。浄化槽協会と同じ。 と、ここまで無駄と分かっていて、不要であると訴えても、もうとっくに個人番号は割り振り済み、もう大方の利権は配分済みだ。あなたに新たなこの番号を付与するために、一体いくらの無駄遣いがなされたのだろうか。
by mmatusaka
| 2015-10-21 20:08
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