情報発信!
「正直がいちばん!」
島原市議【松坂まさお】のブログ 松坂まさお公式HP 森岳まちづくり facebookはこちら ↓「以前の記事」の指定月をクリックすると、ひと月分のタイトルが一覧できます。 ↓「検索」にキーワードを入れれば、その語を含む記事が見つかります。 検索
最新の記事
カテゴリ
全体 はじめに 東京学生寮問題 諫干・環境 市庁舎建設問題 商店街とまちづくり 島原の自治と議会 島原鉄道を残せ! 阿久根に注目 島原から日本を変える 戦争と平和 情報発信 オーガニック 社会時評 個人的なこと 行財政改革 差別をなくす 文化・芸術・教育 島原半島は一つ 読書 役所改革 議会改革 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2016年 03月 15日
3月は予算を決定する大事な議会だ。当然予算には人件費も含まれるから、給与や報酬も確認しておく必要がある。もちろん給与報酬は条例で定められているから、条例通りで計算すれば済む。
アベノミクスか何か知らないが、島原にも全くその恩恵は届いてこない。一部大企業だけは上向いているのであろうか。国家公務員は給与増額だそうな。しかし地方はそうはいくまい。 地方創生などと掛け声はイイが、この島原にもすべきことが山積みである。そのための予算審議である。少ない財源を最大限活用する予算を組まなければならない。そんな折になぜ、市長ら特別職・議員のボーナス増額と市役所正職員たちの給与(給料表とボーナス給与の)増額なのか。 現状で公務員たちが給与面で急を要するほど困っていたり、不合理にさらされているのか?そんな議論は据え置いていいのではないか。財源ねん出のために、減額するのならともかく、その逆だ。 そして、この度の予算はその増額(増額条例が可決する)前提で提案されている。 例年、議員を含む地方公務員の給与報酬増額の際には、様々なテクニックが駆使される。一頃流行っていた、人事院勧告やラスパイレス指数は今回は登場しない。 『国家公務員の給与増額に準じて』が今回の最大の理由だ。国家公務員増額に際しては「人事院勧告」が根拠だったのかもしれないが、既に人事院が官僚どもの言いなりのウソつき団体であることがあまりにも露骨なので、信用のおけない人事院の勧告に沿って国家公務員給与は増額されたと説明するよりは、単純にその結論だけ=「国家公務員の給与が増額」で攻めた方が、ただでさえお上(国)に弱い地方だから従うだろうというわけだ。 要は民間が上向いたから、公務員もそれに合わせるというわけだ。現実はどうか。 少なくとも島原は違う。(と、感じている。)島原の民間が上向いていれば、給与が上がれば当然市民税額に反映してくる。そう思って、「市民税額は増収傾向にあるのか?」と問うた。 「人口減少のために、市民税額は減少している。」と(言外に、平均納税額は増加傾向にあるかのような言い回し。)。 その後「一人当たり納税額は増加しているのか?」と確認したが、「増加していない。」とのこと。 と。(言外に、横這いとも取れる言い方。)もう一度確認しなければならない。 いずれにしても、国家公務員の給与が上がったからと言って、地方の増額分の財源を国が補助することも、地方交付税で補てんするわけでもない。その増額財源は市民税収しかない。その税収が減っているのに自分たちの給与は上げるという。市役所・市長ら・議会のトライアングルで、まさにやりたい放題だ。 提案者は市長であるが、黒幕は誰だ!職員組合が市長に増額を要求したのか、議会が圧力をかけたのか。市長・副市長も人の子、就任以来ヤセガマンして毎月10%減額を続けてきて(公約したものの)もう少し余裕が欲しくなったのか? 一つの考え方がある。最終決定権は議会にある。市長としては、とりあえず提案だけします。あとは議会が責任もって可決するなり否決するなり修正するなりお任せします。というもの。議会の良識が問われる。
by mmatusaka
| 2016-03-15 22:17
| 島原の自治と議会
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||