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2016年 03月 20日
予算委員会(3/16)、質疑が終了し、討論に入り最初に口火を切ったのはK議員だった。(公式発言なので実名でいいのだが、会議録が確定していない段階なので、その内容にずれがあるかもしれないことと、誰が言ったかよりはその言っている内容こそが問題なのでイニシャルとした。)聞き取り内容はほぼ間違いない自負はあるが、松坂の捉え方、解釈ということで責任を持ちたい。(ざっと討論内容を要約する。)
K議員:行革大綱に謳っている「身の丈に合った健全な財政運営」と言えるか?行政経費の削減とスリム化に努めると言いながら、この予算には感じられない。過去最大の予算となり身の丈に合った予算編成とは言えない。(具体的には)一番に言いたいのは、「勤労者会館の管理運営費」90年から全く改善されていない。施設運営等、改善すべきなのに、丸投げ委託計上。身の丈に合った予算編成がなされているとは到底言えない。反対だ。 N1議員:観光の一元化を10月に新組織でと報告しているが、これまで通りの各種観光補助や委託。これらは本来10月まで保留すべきだ。堀端の何十年と育ってきた桜の木を簡単に切るという答弁もあったが、それならなぜ、昨年の市長を囲む懇談会で説明をしなかったのか。検討する時間が必要ではないか。だから反対だ。 N2議員:勤労者会館については前から提案をしてきている。料金体系を見直すべきだった。今回も来年に持ち越すような答弁だ。菖蒲園については横田市長は「やめたらどうですか」の提案に「やめます」と答えた。議事録にあると思う。公共施設の総合管理委託も丸投げで努力する姿勢が見えない。考え直してほしい、反対だ。 H議員:勤労者会館の対応がまずかった。一般の人が借りようとすると高い。改正してほしい。また今回(海岸の工事が漁協のせいで?遅れたが)有明漁協にはお灸を据える形で対応することを望んで反対する。 要約しているが、4人の反対討論を聞いて何が問題なのかさっぱり理解できないのだ。質問時のやり取りを交えて解説するが、4人中3人も勤労者会館にかみついている。公民館だってそうだが(公民館は無料なのでいよいよ出費だけの赤字だが)、福利厚生の施設なのだから採算をとるたぐいのものでもない。 なのに採算が取れなくてはいけないかのごとき言いよう。N2議員に至っては30年間で1億の赤字と説明する。(年間経費300万ほどでそうなる。) 勤労者会館は貸しホール以外に月極め[年契約]での貸事務所があるが、そこに労働組合関係が安い家賃で入居していることが気に食わないらしい。もっと家賃を取れと言いたいのか。H議員の言動はほとんど理解不能で、一般の人には不親切な対応で高い借用料を取る。(組合関係者だけ安い)と言いたいらしい。 N1議員は新人議員ではない。僕よりも古株でありながら「予算」の意味を解していない。予算は意志とか決意の表明ではない。「意志や決意」が読み取れればそれに越したことはないが、役所が予算主義である以上、必要になるかもしれない予算は組まなければならないことも知らないのか。ましてや観光一元化組織はまだ議論が始まったばかりで、最短で10月に組織が出来たとして、実際に動き出すのはどんなに早くとも来年だ。28年度は現状予算を充てるのが筋ではないか。まだ出来てもいない架空を前提に予算計上をしたら、この議員「根拠のない予算を出すな!」と又からんでくるのが見えている。 桜の木に至っては何のことやら意味不明だ。今回の予算に「桜を切る」予算は計上されていない。桜の木が大きくなって石垣がふくらんだらどうすると質問した際、職員が「切る」と答えたのが余程気に入らなかったらしい。 K議員に戻るが、印象だけでモノを言ってもらっては困る。唯一出してきた具体例が勤労者会館だ。勤労者会館については③で論じるが、市として廃止も縮小も結論は出していない。自分(たち)が一方的に組合に肩入れしていると思っているだけだろう。 実際に草野議員が、島原市の条例である「勤労者会館条例」を示し、条例に沿って運営されていて問題はないと、論破している。条例は議会が決めた「法」なのだ。 議会運営委員会の話題に「議員報酬増額」を持ち出して、「増額で行きましょう!」と、それこそ率先して経費削減ではなく経費増額を取りまとめ、その提案を市長部局に押し付けた(議運長として容認した)本人が、市長に対しては経費削減やスリム化の姿勢が感じられないなどと。まさに自分のことは棚に上げ。あなたが一番経費削減を言い出す資格は無かろうと思うのだが。 N2議員、勤労者会館問題は③で論述するが、菖蒲園は確かにさまざま議論がされてきた。僕もやめてはどうかと苦言を呈してきた。しかしこれも代替案が出ない限り、昨年度予算を乗せるのが予算だ。これは、「早急に代替案、または凍結案を出して予算を執行させないよう努力する。」などの言葉を質疑段階で引き出せば済んだ問題だ。 議事録等ずいぶん探したが横田市長が菖蒲園を「やめる」と言った事実は確認できなかった。本会議で同じ討論をするようだったら、確実に出所を明らかにしてほしいものだ。 もしそうであれば、古川市長が選挙公約で「菖蒲園は続ける」とでも言わないかぎり、職員の手で予算計上は無くすはずだ。この議員は、証明できないことを既成事実のように話したり、想いで断言することが多すぎる。もっと事実に即して説明してもらわなければ困りものだ。 K議員もそうだが特に予算あんなのだから、数字を示すべきだろう。「感じられない」で大事な予算を切り捨てられては困りものだ。このK議員も僕より年配で先輩。なのに予算の意味さえ分かっていない、心配だ。N2議員は齢こそ僕より上だが、そろそろ予算の意味ぐらい分かってほしいものだ。 H議員は齢は若いが僕よりも昔から議員だ。なのに何だ。ほとんど感情でモノを言っている。予算に全く関係の無いたわごとで吠えている。自公会派で「勤労者会館を攻めよう」と決めたのかどうか知らないが。受け付けの対応にいちゃもんつけたり、料金が安いだ高いだで騒いだり(料金は条例で定め、予算は条例に基づいて立てられている。)、漁協問題に至っては、済んだことへの不満でしかない。今年やったことが気に入らないから来年は反対??同じ予算が今年も計上されたのならともかく、その事業はもう終わったことで、今度の予算書には載っていない。 かつての同僚議員が予算否決の理由は何ねと聞いて来るが、説明のしようがない。唯一具体的な理由は勤労者会館運営費の問題のようだが・・・続く。
by mmatusaka
| 2016-03-20 01:11
| 島原の自治と議会
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