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2016年 03月 20日
勤労者会館。突然降って湧いたように勤労者会館に金がかかりすぎるだのと騒ぎ出した。考えてみれば以前から、組合系潰しかな、と思われる批判が度々向けられていた。あそこに事務所を借りている「組合」があってその家賃をもっと高くせよ。という趣旨のようだった。今回もその方向のようだ。
我々議員には予算の提出権はない。一方で条例は議員も、言い出して決められる。条例の議員提案はまれで、よくあるパターンは一般質問や意見書決議などで条例改正(制定)を迫り、市長に提案させ賛成可決するというもの。市長部局の方が圧倒的に事務方スタッフを持っているからまあそれはそれでいい。 それでも市長が言うことを聞かなければ、議員は自ら条例が改正(制定)できる。どちらかというと同僚の反対で制定できなかったが、僕らは旅費支給条例の改正・水道料金の改正提案もしたこともある。議会多数派なら、そしてその合意が取れているのなら、簡単なことだ。 N2議員は前から提案してきたと言っているが、提案(市長に提案させる提案)が通らなければ、自分からやりゃよかったじゃないか!と言いたい。自分がやるべきことをやらなかっただけじゃないか。草野議員だけでなく勤労者会館支持の意見も多数あるわけで、自分の考えが通らない事イコール市長のサボタージュと考えるのは、まさに自分の考えこそが正しくてしかも多数意見だと思い込むことだ。 少なくともA事務室月額家賃5400円は現条例で決まっているから。これが正しいのであって、安すぎると思うのはあなたの勝手だが、この道の制限速度30キロは低すぎるで、100キロで走るようなものだ。立法の府にいながらそんなことも理解できないのでしょうか。他の自公会派議員さんたちにも同じ問いかけをしたい。 今からほんの二年前、勤労者会館の使用料は条例改正があってA事務室は5250円から5400円に引き上げられた。わざわざ条例改正の手続きを取らずとも、市長部局から提案があった。その時K議員もN2議員もH議員も、全議員が「異議なし」でこの値上げに応じたのである。それを今さら「何年も前から安すぎると言っていた。」はないでしょう。 ほんの2年前にその料金は妥当だと承認したじゃないか!その時に『修正議案』を一つだせば済んだじゃないか。改正点は料金だけじゃないかもしれないが、あなた方が一番主張しているその一点にすら「異議なし」で対応しながら、今さら「安すぎる」と思っていた、はないでしょう。 まさにバカも休み休み言え!だ。反論があるなら言ってみなさい!僕が一連の料金関係条例に真剣に向き合ってこの料金は据え置こう・この機会に考え直そうと提案した時、『せからしいやつだ』と言わんばかりに、大声で「異議なし」を大合唱して(人の討論を妨害して)承認してきたのは何処のひとたちだったでしょうか。 むろん僕は勤労者会館の意義を承知の上で消費税上げ幅だけは仕方がないとこの条例については「異議なし」だったので全会一致となったのであった。 あなたらに、勤労者会館の料金問題を言う資格はないのではないでしょうか!ましてやそんな理由で240億を超える全予算を止める権利がどこにあるのでしょうか!多数決で何でもできると思ったら大間違いだと思います。
by mmatusaka
| 2016-03-20 02:09
| 島原の自治と議会
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