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2016年 08月 21日
2016/8/18~19 会派の仲間に声をかけて、国民連合主催の「研修交流会」に参加した。十数年前、議員なりたてのころ、同研修会に参加して、大いに刺激を受け確信を深めたからであった。確か大阪であった。その後参加した同研修会も素晴らしい内容だったので、まあお勧めなのだが、この手のものは本人の好み方角もあって、当たりはずれもあるわけで、恐る恐る誘ったわけだ。まあ福岡なら負担も小さかろうと。 今回の基調講演は翁長沖縄県知事で調整しているとのことだったので、ぜひ聞きたいと思っていたのだった。例の辺野古埋め立てをめぐる国との裁判が山場にあって、結局翁長さんの講演は実現しなかったわけだが、分科会の講師陣など充実していて聞き応えのある内容だった。同僚新人氏にはどのように感じられたであろうか。 長崎県の市議会議長会が主催する、恒例の夏の記念講演(平戸:江藤俊昭氏)とバッティングするのはわかっていてちょっと残念だったが、こちらを選択させてもらった。 なんといっても、実はこの研修は集まるメンバーが面白いのだ。100人以上集まるわけだが、彼らは、地元に帰れば「少数派」がほとんど。しかも非常にまじめに議員活動を続けている反骨者たちなのだ。……というのが、10年前の印象。その後若干の様変わり(新陳代謝)はあるかもしれないが、基本姿勢は変わらないと信じて声かけあった次第。 現在の状況を見るにつけ(安倍政権の暴走に代表される危機的状況、憲法を無視し、危険な原発を安全といい、中国脅威論を振りかざして戦争に向かおうとする世論づくり、マスコミの大本営垂れ流し傾向、何をとっても、状況は僕の願いに反比例して悪くなってきている。)正当派の少数議員我々はもっと悲壮感が漂っていてしかるべき。 開き直ったのか、慣れっこなったのか、危機に立ち向かう連帯感が強くなったからなのか、和気あいあいの雰囲気も無きにしも非ず。暗くなっても仕方がないが、俺たちは正しい、間違っていない。でも評価されないのは○○が悪いから、△△がおかしいからと、責任をよそに押し付けて自己完結していないか?おそらくこれは僕自身の内部にあるマンネリという敵の裏返し感覚かもしれない。 自分を振り返るいい機会になった。
by mmatusaka
| 2016-08-21 12:37
| 島原から日本を変える
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