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2017年 04月 20日
4/19 四月臨時議会だった。わかりやすい議会。議会は議論の場である。そのために議員は、議場で質問し討論をするのが仕事である。その意味で今回は役目を果たさなかったことを反省している。
法(国)の減税や減税特例の期間延長に伴うもので、反対のしようもないのだけれど、民は生かさず殺さず。臨時福祉給付金もそうだが、近ごろの不景気、このままでは民が一揆を起こしかねない。で、その分国が面倒みるから、小手先の減税をせよと、言っているかのような内容だった。準備勉強不足もあるが、それでも、素朴な疑問はぶつけるべきだった。 臨時議会は(委員会付託をしないために)即日仕上げ、議案上程のあと、いったん休憩して「全員協議会」なるものが開かれて、要は別室(密室と同じ!)で質疑を受けて説明してしまう。本会議は何のためにあるのかわからない。 しゃんしゃんで異議無し通過を願う、本気で理解しようとしない輩は、全協でガス抜きされて、(さっき全協で丁寧に説明したのが理解できなかったのですか?)と、思われるのを恐れて? 経験の浅い若い議員は、(「さっき全協で説明があったろうが!」のヤジが怖くて?)、本会議は静かになる。 百戦錬磨の中川議員・島田議員は、そ知らぬふりして、本会議で言うべきことは言っていた。さすがだ。それでも、全協の説明が前提なので、「さっきの説明はわかりにくかった。具体的に説明せよ。」と。視聴者には何のことかわからない。 「わかりにくいぞ!」と断じるのは勇気も要る(王様は裸だ!という勇気)。相応の準備と勉強が必要だ。役所は分かりにくい説明を心掛けたり、自分だけわかって早口で答弁し、「議員先生様はとっくにご存じでしょうが」とおだてることで、追及をかわそうとする。 バカのふりをして「わかりやすく説明してくださいよ。」とやる。同僚はおろか、理事者からも視聴者からも「頭の悪い、理解力のない議員だなあ」と思われる。 考えてみれば、事前学習していなくても、その場でわからなければ、視聴者には全く通じない。初めて、ケーブルテレビを見た市民が、その場で何が問題かを分からせなければ「議会失格!」なのだ。 今回は国保の健康保険税は上がらなかった。所得に応じて2割軽減、5割軽減の枠を少し広げた。この1点だけなら是とするしかないが、財源はどこにある?(国は無責任だ!) 気になることがある、国保も数年のうちに、後期高齢者よろしく県に一本化の流れである。健康保険税の計算式に所得割・資産割・均等割・平等割がある。この中の資産割の扱いだ。 資産割は簡単に言えば金持ちに多く出してもらおうという考え方だ。資産の無い人はゼロになるわけで、その分他の3要素で賄うしかない。 15年前から島原市は、資産割を一律ゼロ円にしているが、自治体によっては資産割も入っている。 なぜインフレ目標が進まず、デフレになるのか。インフレは金持ちに損で、借金持ちに得。デフレはその逆。多くの政治家たちとその取り巻きは金持ちが多い。だからうまくいかない。 同様に、資産持ちの議員たちが多い自治体は資産割がゼロになる傾向がある。議員は、自分が先なのだ。提案する市役所職員もしかり。 市民県民の所得はマイナスでも、自分たちの給料報酬を上げようとする。 このままだ県で一本化されれば、資産割は消滅し、ますます格差は広がるものと思う。そんな問題提起をしておくべきだった。 議会には説明責任がある。
by mmatusaka
| 2017-04-20 20:04
| 島原の自治と議会
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Comments(1)
Commented
by
小平慎一
at 2017-04-28 10:27
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議員は一つひとつの法や制度の構造を理解しなければならないけど、法や制度には広大な「裏庭」があって、こちらの理解をすすめなければ、表面的な構造だけ理解しても、それは役人が作文したものだから、作文がわかったというのにすぎない。いさかんと同じだ。でも議会では役人の作文がわかればいいことになっているのだろうし、それ以上理解しても、何も決まらないというのが議会流なのだろう。議会は常に一方通行でモノが語られる(そもそも水源になっている国の役人も、ころころ配置転換され、自分の代で責任をかぶらないように作文している)。自治体も国も同じだ。ポピュリズムではない(選挙対策ではない)、議会運営の方法を根本から考えなおすことが大切なんだろうね。
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