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2017年 04月 30日
前年度の政務活動費報告書提出期限は4月30日。 ※政務活動費
東北の震災後、国家公務員給与が7パーセント削減された時期、市職員・市議会もそれに合わせようと提案したものの実現できなかった。議員報酬は受け取らなければ寄付に当たり公選法違反となる。で、(やせ我慢をして)政務活動費を受け取らないことで、その時期対応した。(青鞜時代) 2015年の改選後、新人の二人と会派『バラの会』を結成したのを機に、政務活動費も受け取って、活用することとした。月額一人15000円。県議や政令市議とは一ケタ違うので普通に議員活動をすれば、すぐになくなってしまう。 研修や出張の際の宿泊費は旅費規程では1泊13300円で、1泊2食が目安になっているのだが、今時は付けても朝食だけだ。で、朝食付き1万円のホテルに泊まれば、3300円まで夕食に回せるというのが一般的で、額はそれぞれだが、民間も同様の扱いのようだ。 政務活動費は厳密な規定がなく、オンブズやマスコミの標的にされることもある。先般の富山市議会で、領収書を偽造するなどデタラメの限りを尽くし、すっかり議員不信を増幅させてしまった。 僕らは、毎月実施している市政報告会『まちカフェ』は当然、政務活動費を投入できるものと考えているのだが、世間一般では、市議会議員活動以外に、政党活動や政治活動の要素が含まれるので、(裁判の判例などから)全額ではなく半分とか3分の1を対象経費とするのが妥当とする意見もあるようだ。(と、今回報告書提出の段になって議会事務局が参考意見を言ってくれた。) 報告会(広報費)は100%議員活動だ!という自負はあるが、事務局曰く「きちんと説明できれば100%計上でも問題はないんですけれど……」と。 実は、どうせオーバーするのだから、「李下に冠を正さず」で茶菓代の領収書は、初めから外しておいた。条例をよく見れば、その際の茶菓代も認めている。ではいくらまでか?一人当たり何百円までか?とグレーゾーンになってくる。 で、茶菓代を除いて計上したのだから、既に100%計上ではないのだが、疑ってかかるとか、富山市議会を糾弾するような目で見れば、よそは半分しか計上していないのにバラの会は全額計上していると、そんな厳しい目で突っ込んでくるかもしれない。などなど。で、今回は3分の1計上とした。 旅費は公共交通使用が原則だが、領収書が取れない場合がある。昨夏の福岡研修は、自動車で相乗りの移動だった。高速は領収に準ずるETCの記録もあるが、ガソリン代は難しい。その場合は1キロメートル当たり37円と規定している。 ガソリン12136円(往復328キロ*@37) 高速4620円・駐車場一泊5000円、計21756円 3人で割れば、一人当たり7252円であった。 この時のホテルは一泊ひとり9500円の実費領収書を付けた。夜に交流会があったが飲食費も含まれていたのでその参加費領収書は出さなかった。実はホテルの領収書を提出せず、定額の13300円(福岡は14800円)で計算する方法もあるのだが、わが会派は実費主義をとった。実費がオーバーの場合は、13300円を採用。 明日から、情報公開。島原の場合、積極的な情報公開とは言えない。議会によっては、ネットで、すべての領収書まで見られるようにしているが、島原の場合は「情報公開請求」をすれば、見せてくれるというもの。興味のある方はどうぞ。
by mmatusaka
| 2017-04-30 18:57
| 島原の自治と議会
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Comments(2)
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