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2017年 05月 18日
深夜、テレビをつけたら、自分が東京で過ごしていたころが連想される、懐かしげな映画が流れていた。途中からだったので、全編のストーリーはわからなかったのだが、何かほっこりホッとする映画だった。吉高由里子演ずる助演のお嬢さんがなんともかわいかった。
主人公は郷里が長崎で、重ね合わされることも多く、いろいろ連想し、当時の時代に思いをはせた。 登場する自動車の型式、風景、例えば公衆電話の機械の上ににコインを積み上げて、コインを入れながら郷里に電話をする場面など、僕の学生時代を思い起こされる設定だった。もちろん携帯もスマホも無い。40年ほど前だ。 だから古い映画なのかなと思ったわけだけど、現在活躍している俳優(の若い頃)にもぶつからない。知らない若い俳優さんばかり。吉高由里子が登場して(他に余貴美子とか國村隼とか)初めて今どきの映画で、時代設定を1970~80年頃にしたものだと理解した次第。 知る人からすれば、封切された当時(10年程前かな)話題になったじゃないかと言われそうだが、芸能スポーツ情報には極めてアンテナが低い自分がいる。ネットで検索が出来るので確認はできるわけだが。 閑話休題。それから40年。おそらく「ヒト」のDNAは変わっていない。ただ当時はDNAという用語は「理科」の教科書に出てくる用語でしかなく、スマホもパソコンも、はたまたワープロもなかったわけで、ヒトを取り巻く環境が違っていた。 当時の若者(自分もその一人)がどのように考え、どのような人生観を形成していったか。翻って現在の若者はどうか。それから40年たって、当時の若者は現在いい年の中高年。(同世代だから辛口で言わせてもらえば、)現代のニッポン・世界をかくも情けない状況にしてしまった我々はどのような人生観を持っているのか。幸福観は? 現代の若者たちは?さすがにこれだけ情報環境が急激な変化を遂げると、単純に、お手本とすべき(又は、乗り越えるべき)前世代との価値観のぶつかり合いだけでは済まされない。過去の歴史とそこにつながる親世代とのぶつかり合い構図は40年前もあったわけだが、現在はそこにネット検索で簡単に「情報」が届く。 昔から言われてきてはいるが、「自分さえよければ……今さえよければ……」がはびこりすぎていないか?当時はこの価値観はイケナイ価値観であって、「建前上はね」「本音を言えばさ」と謙遜しながらも、「みんな一緒に(弱い者の味方になって)」「将来が今より良くなるように(これ以上自然環境が破壊されないように)」と、希望に満ちていたのではないか?!僕の志は今もそこにある。 振り返って、近頃の世相を見るにつけ、若い人たちの様子、何よりも同世代とやり取りする中で、「自分さえよければ」や「今さえよければ」はイケナイ価値観ではなく、容認すべき当たり前の価値観、はたまた目標とすべき価値観にまで、成り下がっていないか。暗澹たる気持ちになってしまう。 それにしても、初恋の世之介君を失った後も 難民救済のような仕事に就いて頑張っている祥子を演じる吉高由里子の笑顔がなんともさわやかでイイ。希望が持てるいい映画だった。と思う。
by mmatusaka
| 2017-05-18 19:11
| 個人的なこと
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