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2005年 09月 10日
結局総務委員会は8-9の二日間。10‐17時目いっぱいだった。恒例で昨夜は「飲み会」。
委員会は、今回も感情的になる場面があった。理事者側(役所)は本気で議員(市民)に説明しようとしていない。できれば問題点に気づかないで見過ごしてくれという姿勢に思えて仕方が無い。(全職員がそうだとは言わない、)。本会議での徹底討論で追求するつもりだが、あまりにも情け無い姿勢だ。「言えば見せたのに・・・」というわけで隠しているとは断言できないが、少なくとも分かりやすく説明しようという姿勢ではない。 議会(本会議・委員会)にはそれなりのルールがある。いちいち法律やら規則やら、更に申し合わせなど、いわゆる「議会の常識」というのがある。本会議における一般質問(一人の議員が市政全般について質問する)これは事前に議長宛通告しなければできない。一人往復1時間の時間制限あり。普通の議案などに対する質問は一人3回まで。一般質問は聞いているほかの議員が疑問を持っても横はいり参加はできない。逆に普通の質問は疑問が残っていても3回どまり。そんな時隣に座っている同じ会派の議員が、続きを追求したりする。委員会は時間回数とも無制限。 質問で一般の人たちが疑問に思うのは、議員同士の質問は無いのである。あくまで理事者に対して質問するのである。質疑のあと、討論採決となる。本会議はこの討論さえ事前通告制を採っている議会もある。島原は事前通告は不要。議長は起立して発言を求める議員の顔色を見ながら、基本的に反対・賛成・反対と交互に指名する。議員は、ここでも制限がかかる、討論は1回きりなのである。 先般島原市議会で「議長辞任劇」があった。辞表が出ても議会の承認が必要である。ただし人事に関することは、討論を用いないで決するという、申し合わせ的ルールがある。だから先般の辞任劇では、(ただいまより討論に入りますを、省いて)「辞任を認めることにご異議ありませんか?」との副議長の進行に対し、「異議あり」と発声。「ご異議がありますので起立により採決いたします。」となった。 そして今回お隣深江町議会。町長辞任劇。この討論無しはおかしい!ということで大いに紛糾した。本会議は中断し、「議員必携」の申し合わせではなく、あくまで住民の代表である議員が、公式に賛否の理由を述べたいと。結局、非公式である全員協議会を公開し、マスコミ(ケーブルテレビ)で記録を残すという方法で、実を取ることになった。 僕としては、ここまでくれば本会議場で堂々とやればよかろうにと思ったが、(決断を下す立場の議長はいやだったのだろう)結果的には、深江町議会の英断(公開に持ち込んだ良識)を評価したい。結局、議会が反対しても、自治法145条によって20日で町長は不在となる。予断を許さない状況は続く。
by mmatusaka
| 2005-09-10 13:53
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