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2017年 11月 30日
「僕はしょっちゅう万年筆を捜していて、もう何本も持っているはずなのに、また見つからずにまた買うことをしていた。ところが、ところがなんだよ。すぐにまた使うとわかっていても、万年筆から離れるときは、必ず右の引き出しつまり元のところに置くように決めたんだよ。あの忌まわしい店長の影響だよ。」 「すると、すごいんだよ!ものを書こうと思い立って万年筆を手に取ろうと思うじゃないか。これまではそのたびに探し回っていたのに、右の引き出しを開けると、何と何とそこに万年筆があるではないか!」と。 かつて写真館には暗室があった。現像や焼き付けをするダークルームだ。モノクロ時代の話である。カラー時代になって機械化されても、フィルム交換などは光を遮断しなくてはならないので、暗室はフィルム装填用に小さくなった。 フィルム時代が終わり、デジタル時代になった。暗室は不要となり、パソコン関係の機器を置く場所を要するようになった。スキャナだプリンタだと、便利になったのか不便になったのか分からない。 物置になっていた暗室のドアを取っ払って、パソコン置き場にしていたのだが、物置の棚は机ではなく、どうも使い勝手が悪い。キーボードとマウスが共存できないほどせま苦しい。そもそも元の場所が元の場所足りえない。 友人の助言を思い出すものの、そもそも元の場所が存在していない。この身の回りの混乱(カオス)が諸悪の根源ではないか?!そこで思い立って、プチ整理整頓を試みた。パソコンの前の机代わりの棚をちょこっと継ぎ足して、机スペースを取った。 約2時間の日曜大工(木曜大工だが)。珍しく、この間来客が途切れてくれたので思ったより早く実用化に成功した。これで少しは探し物が減るだろうか。記憶ミスは無くなるだろうか。
by mmatusaka
| 2017-11-30 15:44
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