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2006年 03月 13日
塩田津の伝建地区、この崩れかけた建物は価値ある建物らしく、修復の予定という。陶磁器の問屋だったのかおびただしい器類が出てきている。見たことあるような・・・と思っていると「タンツボ」ですよ。と。 そういえばそんな文化(廊下の脇にこれが置かれて、ぺッとたんを吐く。・・・そんな文化)があったなあ、とタバコマナーの悪い視察同行者や、前日までの議会でのタバコマナーの悪い議員・職員が連想されて、人の意識が変わらないのに、何故このごろの街はかくも変化が早いのかと感じた次第。 考えてみればこの塩田津の町の繁栄も、行き交う人たちの落としたお金である。船から降ろす荷を揚げる労働者、商う商売人、船宿の二階座敷では毎夜の酒宴。今でいうコンパニオンガールも稼ぎ時。当時であれば酌婦に身をやつす女たちには必ずや家庭の貧困があった。 夕方5時台になると、時代劇の再放送がある。悲劇の女性たちの向こうで傍若無人な振る舞いをするのは、景気のいい男どもである。それに群がるチンピラどもである。 カーッとのどを鳴らして、タンツボにぺっと吐き捨てていたのは僕の記憶ではほとんど10人が10人男だった。しかも恰幅のいい偉そうな人だった。当時議員さんだったか市長さんだったかわからないけど、いわゆる入学式のごときに参列していた、まさに偉そうな人がタンツボが置かれているすぐ脇の廊下に「ペッ」と外すのを見て、このツボの意味を知ったときはショックだった。 小学校時代、職員室の灰皿掃除はした覚えがあるが、タンツボを洗った記憶は無い。今調べてみると、当時は廊下にタンやつばを吐くのは普通で、衛生のためにタンツボを設置した経緯があるらしい。(保健室の女先生あたりが処置なさっていたのだろうか。)ただ、誰か(先生か)から「ツボの中には水を入れておかないと、こびりつくからね」と言われたのを記憶しているから、いやいやタンツボ掃除をさせられたのを忘れているのかもしれない。 今や灰皿さえもが建物内や路上から消えようとしている。形式ばかりが先行して形だけが文明的(文化的?)になって、路上に唾する者も、タバコのポイ捨ても無くなった(なくなるのさという希望的幻想)・・・??? 高学歴の先生が平気でポイ捨てをする。市庁舎室内禁煙が約束されているのに、市民が帰ってしまえば、平気でスパスパやりだす職員(←もちろん限られた一部である)。人が見ていても平気なのである。1~2杯なら酒飲んでも運転が許された(ほんとに許されていたのか?)感覚である。 違法かどうかが問題であり、しかも罰せられるかどうかが問題である。マナーなんてものはどこにも無い。ようやく島原は飲酒運転はクビだよ!となって、議員は失職が常識となって、実行犯は水面下に隠れた。しかし庁舎内室内禁煙はルールなのに、クビじゃないからと堂々と、監督責任の立場にある課長・係長が率先してスパスパやるのだ。 時期尚早である。人間はそこまでお利巧ではない。灰皿を追放する前に、○○を追放しなければ意味が無い。そこが難しい。人間は思ったより厄介だ。
by mmatusaka
| 2006-03-13 16:46
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