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2006年 06月 26日
6月定例議会最終日(議決)だった。
主な内容。 土地区画整理の事業が暗礁に乗り上げたまま中止になったこと。 (都市計画の網がかかったままでは困る旨そえて:賛成=可決) 指定管理者制度に移行するため有明文化会館条例を改正すること。 (有明庁舎付近の核として現状直営のままで様子を見るべし:反対=可決) 有明町合併までの決算 (問題点はあるが血の通った決算として:賛成=可決) 議員の報酬を島原市議に合わせて上げる提案 (現行報酬額を大幅に超える提案・金の算段もないままの提案 ・三役安泰のお手盛り提案・説明をせず隠そうとする姿勢:反対=可決) 報酬の問題は反対者は自分とも4人(←目視による)。意外だったのは共産党である。 有明の島田議員(共)は住民にこれだけ負担を強いている状況で特に不遇にあえぐ旧有明町民の手前今までの報酬のままであと11ヶ月頑張ろう!と同僚議員に呼びかけ反対した。 暮れの議会で「現行を越えない」ということで市議会が妥協していたことを、まったく理解せず、金額が現行の報酬総額を超えていないということは認識していなかったと言う市長を 、金の計算もできないのかと限界すれすれでこき下ろした。 さぞかしゆでだこになるかと覚悟していたが、僕の非難は想定内だったらしく平静を保っていた。アクシデントはその後に起こった。 なんと人事案件(人権擁護委員の推薦)=無記名投票で、1人・2人と順調に可決していたのが3人目で、17対16の僅差で否決されるというハプニングが起きた。 通常、人事案件で否決されることはまず無い。少なくとも事前に政治的意図を持って工作しない限り、ありえない話である。基本的に市長与党多数の島原市議会において、過半数の票を寄せて「市長にNO!」を突きつけるわけである。何かの政治的意図があって、その人物を引きづりおろしたかったにせよ、それはイコール「市長の顔に泥を塗る」行為である。 通常から市長の任命権限に異を唱えているような議員である僕でさえも、推薦される人物に難点を見出せない限り「賛成」する。さればこそ今日のハプニングは島原市議会史に残るクーデターである。市長は顔を赤くしたり青くしたり完全に怒っていた(そのように表情が読み取れた)。いったい何が起こったのであろうか。 僕の「経済観念の無いダメ市長扱い」も吹っ飛んでしまうような強烈ダメージであった。どうするつもりだろうか。
by mmatusaka
| 2006-06-26 19:16
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