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2006年 10月 06日
視察2日目、桐生市はすばらしかった。総務省に言われる前にとっくに取り掛かっていた行革方針である。素案を作る段階の当局(役所)の姿勢(それに伴う中身)が既に違う。残念ながら島原市は全く及ばない。そして住民や議会に対しても(同時に)情報を開示し、市民の声を尊重する誠実さがあった。合併問題、議員の問題、など参考事例が多くあった。
明日の志木市に向けて、元志木市長の穂坂邦夫氏の著書を再読(移動の車中)。実は、本視察の大本命、穂坂氏に会うこと。それが実現した。志木市の行革、地方から日本を変える第一人者、明日の視察に一番密接な人物である。僕はどうせ志木市を視察地に選ぶなら、是非とも穂坂氏に会いたいと画策した。 残念ながら、同僚や事務局の理解が得られず、公式日程に組むことが出来なかった。総務副委員長の立場を最大限駆使し委員長や他の委員議員を説得すれば出来ない相談ではないとは思ったが、「 視察は午前中の2時間程度が恒例」の慣習を打ち破って夕方5時過ぎての強行軍はハードルが多すぎて、委員会全体でお話を聞くのがベストとは思ったが、関心のない人を無理に誘っても苦役を強いるばかり、返って先生にも失礼になる。非公式活動に切り替えた。どの道アフターファイブ。関心を示してくれた同僚J氏だけを誘って雨の東京を強行軍・・・。穂坂事務所を訪問した。 過激とも取れる氏の著作のタイトル(「市町村崩壊」とか、「教育委員会廃止論」とか)からすれば、温厚な語り口であった。かといって妥協を許さぬ、変革への想いが伝わってきた。付き合ってくれた同僚J議員も、大いに納得してくれた。誘った甲斐があった。J氏と銀座で食事をして、穂坂氏の話を振り返りながら熱く政治論を戦わせた。 その後、お世話になったTさんに連絡を取った。(市民運動や政策に詳しい、コミュニティ作りなどを手がけているキャリアウーマンだ。)再会すれば諫早湾干拓地の共同調査以来だ。携帯が届かず、こちらも久しぶりの親友Sに連絡。銀座4丁目の角でコーヒーを飲みながら久闊を叙した。 携帯が鳴る。Tさんからだ。ラッキーなことに東銀座(すぐ目と鼻のさき)にいた。顔だけでも見ようと駆けつけてくれた。縁は異なものである。SとTさんは過去に会ったことがある事が判明したのであった。二人の仕事がかなり共通することもあって、福祉分野の面白い話を聞くことが出来た。 今回の視察も、かくして、非公式部分でも大いに収穫があった。(池袋サンシャインの近くのインターネットカフェにて記)
by mmatusaka
| 2006-10-06 01:32
| 島原から日本を変える
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