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2006年 10月 21日
今日も朝から晩まで超忙しい感じだった。「忙しい」は心を亡くすとはよく言われる漢字遊びだが・・・そのとおりである。
市民相談は騒音問題だった。現場検証、役所との情報交換、明日から土日なので、何とか今日のうちにと、保健環境課・農業委員会・商工観光課を巡る。昨日の商店街連盟の会議を受けて、大型店問題も確認事項が目白押しだった。諫早の商店街の人や会議所など電話やメールも忙しかった。 僕は何を求めているのだろう?人間づきあいの中でゆったりと『心ゆたかな日々』を誰もが送れるようなそんな社会を求めている。これは社会の仕組みづくりも大事だが、個々人の生き方、人生観にかかる部分も大きい。 先ず自分が心ゆたかな、忙しい忙しいと言わない、そんな生活をしなければ成らないと思う。勉強しない親が子供に勉強しろ勉強しろといっても通じない(本質は伝わらない)。暴力教師が生徒に「暴力はダメだよ」と訴えることの虚しさ。 この頃変に使命感ばかり先に立って、空回りしているように思う。 昨日の商店街連盟の会議で、ちょっと新鮮な感覚が得られた。みなと商店街から、「先ず出来ることからやろうということで、朝店先を子供と一緒に掃除して挨拶運動をやり、夜は9時まで店を開けようと決めた」と、報告があった。 「それいいね、そういえば昔、森岳(僕らの商店街)もやってたよね。」とのコメントをいただき、面映かった。近頃ご無沙汰しているからである。朝寝坊になり、開店前の掃除どころか、開店時刻さえ遅れ加減の忙しい現状。予算も経験もない僕らが、先ず出来ることから始めようと「おはようこんにちはこんばんはキャンペーン」や「ゴミゼロ作戦」を大の大人が真顔で取り組んだあの頃(十数年前)の方が心は豊かだったのではないか・・・ 幸い他のメンバー(おばちゃん軍団)が頑張ってくれているから、うちの目の前のバス停もきれいだ。掃除とおはようはセットである。そんな当たり前のことが、新鮮に感じられるほどこの頃心が病んでいたのかもしれない。 心の平安を取り戻すために、僕(ら)も「みなと」に呼応しようと思う。軌をいつにして、中央公園掃除大作戦の案内が久々に「まちづくり推進協議会」から届いた。こんなけなげな商店街仲間が、何か嬉しく頼もしい。 諫早の商店主2名とのやり取りがあった。忙しい合間を縫っての情報交換であったが、そこでも同質の心温まるモノが感じられた。 「忙しい」は時間配分のことではなく、心の問題である。
by mmatusaka
| 2006-10-21 01:22
| 商店街とまちづくり
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