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2008年 06月 27日
佐賀地裁に行ってきました!号外が出ました!
早朝5時30分島原の漁民らと佐賀に向かった。一般傍聴席は15倍の競争率だった。原告・マスコミそれぞれに別枠があるようだが、はみ出た記者市民漁民が殺到したわけだ。 結局特別傍聴席券を回していただいて、傍聴できた。 あとで考えてみれば、裁判官は皆さん微笑むような優しい目で傍聴者原告を正視していた。さんざん煮え湯を飲まされていたので、「負けても戦いは続けるぞ!」とこぶしを握りながら判決を聞いた。 「主文1、原告ら全員のしゅい的請求をいずれも却下する。」(又、負けた。)かすかな期待がしぼんでいった。 「2、被告は・・・・・・本判決確定の日から3年を経過する日までに、防災上やむをえない場合を除き、・・・・・・潮受け堤防の北部及び南部排水門を開放し、以後5年間にわたって同各排水門を開放せよ。」(ぬぬ、ちょっと違うぞ?前回福岡高裁の中長期開門などの調査を云々とは違って、えらく具体的な断言口調だ?) 若い弁護士が数名傍聴席を飛び出した。判決文の朗読や説明が続く・・・(これは完全な負けではないぞ?!いやこれは僕らの望んでいた通りの事だ!) 説明は続く・・・「・・・被告が中長期開門調査を実施して・・・協力しないことは、もはや立証妨害と言っても過言ではない!」、会場からかすかに拍手が起こった。 外から歓声が沸き起こった。万歳の声。専門用語の意味がよく分からない。狐につままれたようだ。これははっきり農水を断罪している!え?勝ったの? 半信半疑の中で傍聴席のみんなと握手した。(開門にこぎつけられそうだ。) マスコミが開廷直前に撮影していたとき、シャメったのだが、退室するとき係印に呼び止められた。「あれはマスコミだけですから削除してください」、と。(知らなかった)それで、外に出るのが遅れた。弁護士が解説をしてくれていた。相棒の篠塚君が涙ぐんでいる。がっちり握手した。 佐賀の大串議員が、親しみを込めて、こちらも涙ぐみながら「良かったですね!苦労の甲斐がありましたね。」と手を差し伸べてくれた。こちらもぐっとこみ上げてきた。 ハタの文字は「一部勝訴」ではなく、「勝訴」だった。(僕なんか遅れてやってきた人間だ:裁判には途中から参加。)5年6年闘ってきた皆の想いを想像した。いつも笑顔の絶えないムードメーカー堀弁護士の笑顔がひときわ輝いている横に。馬奈木弁護団長のギョロリと丸い目が涙をためて笑っている。 あちこちで報道陣が原告らにインタビュー。東京から駆けつけた清水先生も、駆けつけた甲斐があった。島原漁協の中田さんも引っ張りだこだ。報告集会で彼の島原弁交じりの意見発表は会場の皆の感動を誘った。 4県から集まった同志はそれぞれ知事らに要請文を届けるべく各県に散った。僕は長崎に向かって、要望行動に参加した。
by mmatusaka
| 2008-06-27 19:24
| 諫干・環境
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