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2008年 07月 07日
私たちは、市民として、漁民にも農業者(入植者)にも良かれと思い、もはや浄化不能に陥った調整池の水は、別に手当てをすることで調整池に潮を入れる「開門調査」を要望している。裁判所もそれを妥当とした。というより、しないことを立証妨害と言った。
ほんとうに営農はうまくいくのだろうかと、思う。農業者との共存を前提にしても、ひょっとして営農者の半分は「うまくいかない」のを承知で(別の目的で)参加しているのではないか?そして残りの半分は「うまくいく」とだまされているのではないか?と思う。 テレビでは、限られた入植者が、判で押したように「営農はうまく行きそうだったのに」「開門には反対だ」と答えている。報道を見る限り、干拓地では機械化による大規模農業が展開しているように思える。 今日は、先日の中央干拓地に続いて、北側の小江干拓地を検分した。およそ90haの広大な農地は、国道207号線からすっと入り込める便利な場所だ。その3分の一以上をTGFが所有している。タニガワ・グリーン・・ファーム。谷川弥一議員の息子さんと金子原二郎知事の娘さんが代表の農業をする会社だ。(入植後、代表者を入れ替えた。) 金子知事ゆかりの農地だから、てっきりテレビに出てくる、意欲的な農業青年が頑張っているかと見学に行くと・・・・な何と何もない。草ぼうぼうだ。ほとんど全く手をつけていない様子が見て取れた。小江のほうが営農条件はいいはずなのに、(営農するより、宅地にした方がもっと条件がいいって?)放置状態だ。 開門をすると干拓地の農業に影響が出るって?そんなのは子供たちにちゃんと農業やらせてから言ってほしい!営農希望者リストに我が子を見つけて「やばい」と思ったらしいが、そもそもなんで知事が「リスト」を持っていたのか? 僕らがどんなに干拓室に掛け合っても、公社に掛け合っても出してくれなかった名簿を何故第3者の知事が見ることが出来たわけ?公社ってイコール長崎県(のダミー会社)だったの?応募名簿を見ることが出来る特権を持っていて、採否を決定する権限は持っていなかったって通用する論理だと思っているの?
by mmatusaka
| 2008-07-07 00:25
| 諫干・環境
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