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2008年 11月 23日
実は昨日今日長崎で『広範な国民連合・第16回全国総会』が開催されている。一応僕も仲間に入れてもらっているので、本来は地元ホスト役として頑張らなければいけないのであるが、長崎市の皆さんに甘えて放置状態。せめてメインメニューだけでも参加しようと思っていたが、やりくりがつかなかった。(申し訳なく思っている。)
「広範な国民連合」(全国地方議員交流会)がどのような団体かよく分からないまま、そこにいる人たちが信頼できる人たちなので、交流をさせてもらっている。 その団体の機関紙『月刊・日本の進路』というのと『日本の進路』(議員版季刊)というのがある。そこに投稿していた僕の分を紹介しておこうと思う。 **************************************** 「合併に伴う議員定数削減」 (長崎県島原市議 松坂昌應) 大雑把な捉え方ですが、議員(政治家)には二通りあるように思います。彼らと私たちの二通り。 彼らは、多数派であり、公共工事箱物依存型であり、市長与党自公系であり、根回し密室型で、男女平等を好まない、少々の体罰は許される。日の丸・自衛隊礼賛、近い親族に土木業者。ブッシュアメリカを支持。インド洋給油継続云々。 一方私たちはと言うと、少数派であり、弱者の立場で、市民派野党系になる。情報は公開共有発信型で、差別に敏感。憲法(9条)を守れ。そして、政権交代が必要だと感じている。 不思議なことに、憲法九条を変えて自衛隊を軍隊にせよという輩は決まって道路を作れといい、会議の公開を拒む。少数派で孤立している議員は決まって、薬害を憂え、諫早湾干拓をおかしいと言い、情報の公開を訴えている。 私もまた「全国地方議員交流会」にひょんなことから参加して、一地方にあっては少数派で孤立していると思っていたのに(考えてみれば当たり前のことなのに)、全国には自分と同じ考え方の議員がこんなにもいたのかと驚かされ、安心を得たのでありました。ありがとうございます。 さて今回の問題提起。確かに市町村合併は彼らによる地方切り捨ての意図が見える。したがって、私たちの多くは合併に反対であり、議員数削減は市民の声を封殺することと論じる。彼らのうち、為政者と結託して特例債の恩恵にあずかれない多数の保身議員は、合併問題に関してだけは、私たちに合流して合併反対を唱える。 市民は敏感なもので、保身で合併に反対しているだけじゃないか!と反発を強める。今まで、市民の立場など考えもしなかった連中が、急に市民のためと訴えても、白々しい。かくして合併論議は迷走する。 私は、一連の合併促進に彼らの地方切り捨ての意図を感じながらも、そろそろ合併をして守備範囲を広げる時機ではないかと問題を提起したい。車社会になって自治体内の移動範囲は格段に広がった。インターネットなど情報のやり取りもすばやく出来るようになった。流通業界を見れば既に「問屋さん」は死語だ。(問屋さんは県にあたる。) 地方議会議員の仕事は何か。間接民主制の時代、傍聴席に足を運べる者はわずかだった。議員は一人で多くの市民を代表して、行政を監視しなければならなかった。ところが情報公開が進み、ケーブルテレビやネットによる議会中継が当たり前になってきた。既に間接民主制ではなく、「半直接民主制」に移行しているのだ。監視役を市民と分業し、議員は政策提言に集中できるようになった。簡単に言えば議員の仕事は減ったわけで、その分議員数削減は可能であるというのが、私の説であります。いかがでしょうか。守備範囲が狭いと御用聞き議員が幅を利かせ、大局を見ない議員が増えるということも避けられます。 もちろん地域の事情がそれぞれにあります。私の住む島原半島はピザを切り刻むように17自治体に分かれていました。丸くまとまれば人口15万の適正規模自治体が出来るはずでした。いわゆる保身議員と利権を手放したくない為政者らに翻弄されて、3つの自治体に収まった現状。合併の短所ばかりが噴出しています。かつて存在していた「島原半島は一つ」という連帯感が、かえって薄れ、3つの自治体がいがみ合う構図になりつつあります。 そんな報告をしながら、仲間であり同志である「私たち」に問いかけたいと思います。 2008/11
by mmatusaka
| 2008-11-23 19:55
| 島原半島は一つ
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