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2009年 01月 25日
今回で5回を数える『島原城下ひなめぐり』であるが、その初回から、オープニングに花を添えてくれるのが、わかくさ保育園児の歌と崇台寺マンドリンクラブの演奏だ。僕は特にこのマンドリン演奏が気に入っている。自分が音楽が出来ないのもあって、うらやましくもあり、スゴイナアと思う。選曲の半分が「春のうららの隅田川~」とか「うれしいひなまつり」とか「春が来た」などおなじみの曲を入れてくれるので、ホッとした気持ちになれる。
せっかくの演奏なのに毎度告知が不十分なのか観客が少なくて残念だ。もっと多くの人に聴いてほしいなあと思う。 『森岳ももの花』と名付けたひな飾りがある。柳の枝に赤いもち(又は繭玉)をイメージしたピンク色の紙ねんどを付けて作る。ももの花のように見えるというわけだ。開会初日から寒さが厳しいが、だんだん春が来て、柳の枝から若芽が芽吹いてくる。みどりとピンクの織り成す街飾りが春を演出する。 学生のころ、『新古今和歌集』の『春の巻』を集中的に研究したこともあって、色んな春の言葉が思い浮かぶ。「♪春が来た春が来た何処に来た 山に来た 里に来た 野にも来た~」そうだった、季節は先ず空から風に乗ってやってきて、山に来て里に降りてくるのだった。 今日は雪の天気予報だが、冬が少しずつ春に変わっていく。 ほのぼのと春こそ空に来にけらし天の香具山かすみたなびく 袖ひちて結びし水の氷れるを、春立つ今日の風や溶くらむ 岩間とちし氷も今朝は溶け初めて苔の下水道求むらむ (記憶で書いているので混ざっているかも) 香具山にかかる霞を見て、春がきたのかなあと感じる。山に登って、手にすくって飲んだあの泉の水は冬の間氷っていたろうに、立春の日の風が溶かしているのだろうなあ。岩の間を閉ざしていた氷が今朝は解け始めてコケの下からちょろちょろ流れ始めているのかな。てな具合だ。 春を待ちわびる大和人の想いが、今も僕ら日本人の心に伝わってくる。 (こちらは古今集だったと思うが) 見渡せば柳桜をこき混ぜて、都ぞ春の錦なりける (見渡すと柳と桜が織り成すように配置され、みやこは一幅の春の錦絵だ。) 当時ラジオ講座でお馴染みの森野宗明先生が「こきまず」の単語一つの解説で「古典」とは何かを教えてくれたのを思い出す。
by mmatusaka
| 2009-01-25 01:05
| 商店街とまちづくり
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