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2009年 03月 16日
『自転車泥棒』そんなタイトルの映画があったような・・・
お恥ずかしいことに、自分の(娘が使っていた)自転車と、学生さんの自転車を取り違えて迷惑をかけてしまう事件?があった。 昨日、妻が「うちの自転車が上等になっている!」と気づいて事は発覚した。どうやら僕が数日前公民館で取り違えていたようなのだ。うちの自転車は男子生徒が乗るような通学自転車で『島原高校』の登録票が貼ってあり・・・そこまでは似てるけど、うちのはそういえば3段変速だったのに、これは5段だ・・・ あわてて公民館に行くと、自分のはそこにあった。取り違えられたのではなく、僕が取り違えていたわけで、先方の学生さんにとっては『盗難』だったわけだ。 至急手配をして(偶然も重なり)先方にお届けすることは出来たのだが、大変なご迷惑をかけてしまった。申し訳ないやら恥ずかしいやら・・・ かつて、自らのコラムに、いいこと書いていたのに・・・普段の心がけがなっちょらん!戒めとして再録する。 http://masao-m.com/uzusio/uzu22.html ************************************ 小学生の私たちにとって校長先生は何かの式典とか朝礼で見かけるだけの遠い存在でした。校長先生は表彰のとき、二人目以降生徒の名前を呼ぶと続けて「イカどんぶり!」と言って、うやうやしく賞状を手渡してくれたのでした。そこで校長先生の口調をまねて友達の名前の後にイカどんぶりを付けて遊んだのでした。「林田克信イカどんぶり!」といったぐあい。 「そのイカどんぶりは何だ?」と父に問われて「校長先生の物まねたい」と子供は無邪気なものである。父は「校長先生なら、この前お寺の境内で会ったよ。」とその時のやりとりを話してくれた。 その校長は、自転車を止めてちょっとそこを離れるとき丁寧に鍵を掛けていたので、父が「こんなところで取られる心配はないでしょう。」と言うと、「人間は弱いもので、魔が差すということがありますから。その人の心に罪をつくってしまいます。」とおっしゃったのだそうです。父の話の半分も理解できたかどうか分からないけれど、鍵は自転車を守るためではなく子ども(人)に罪を犯させないためだというぼくらの校長先生は何だか偉い人なんだなあと思ったのでした。 このたびの食肉偽装問題。もし自分が肉屋さんだとして、冷蔵庫の中にそろそろ期限切れの外国産牛肉があったとする。それが国産なら国が買い上げてくれるという。お客さんの口に入る心配はないし、検査は甘い。ただでさえBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)騒ぎで肉が売れずに困っている。こんなとき魔が差すことがないといえるだろうか。 お役人にこの校長先生のような思いやりの気持ちがあって、掛けるべき鍵を掛けていれば、起こらずに済んだ問題だったかもしれない。そんなふうに思う。 私は折に触れて父に聞かされたこの自転車の鍵の話を思い出し、人を思いやることの深さ・難しさを考えさせられる。 「イカどんぶり」の暗号の意味が「以下同文」と分かったのは中学生になってからで、校長先生の真意が理解できたのは、さらにもっと後のことだった。 ******************************** 鍵のかかり具合が悪くて、「盗られたら諦めるさ」「こんなボロっちいのを盗る者はいないだろう」という低レベルで妥協していた。(鍵をかけないで放置)。本日、「クレ556ゴウゴウロク」で調整して、鍵を使えるようにした。
by mmatusaka
| 2009-03-16 09:42
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