一小、建替え?耐震化？

　　　　　　　　島原市立第一小学校ｈｐより

　もちろん地元では「いっしょう」と呼んでいる。「一小の建替えられるげな」｢あの建物は歴史のあるけん残さにゃ！」島原新聞の報道を見た多くの市民が特に一小の卒業生が｢何とか残せないものか。」と連日訴えてこられる。「そんな話が進んでいるなんて知らなかった！」「もう決定だろうか？」と。

　6月議会の補正予算に上がってくるのだが・・・これは慎重に扱わなければならない。初年度は設計調査など小さな金額で上がってくる。そして次の年には、どーんと工事予算が組まれて、「これは何だ？建設の許可はしたのか？」というと、｢去年調査設計の予算を通したじゃありませんか、建設が前提でしょう。」と。

　これまで数々のハコモノは同じような手順を踏んできた。まずは小さな予算で｢調査」と言い、いつの間にか｢ハコモノの設計図」になる。
　市勢振興計画など計画書だけかと思いきや、その中にたくさんのハコモノパース(見取り図)が散りばめられ、既成事実化する。全国同じような仕組みだ。

　ハコモノ全てがＮＯなのではない。十分な論議がなされ市民が納得の上での事業かどうかなのだ。

　この度の一小建替えはどうか？この事案、何か如何にも｢市議会議員｣の仕事のようだ。
さっそく現場に足を運んだら、先生が休日出勤していらっしゃった。簡単にインタビューをして写真を撮ったりした。