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2009年 12月 21日
島原(議会の)委員会は時間制限も質問回数制限もない。徹底して納得行くまで論議が出来ることに成っている。制限の多い地方議会も多い中では、島原市議会は進んでいる方かも知れない。だからといってだらだら自己満足質問を続ける訳にも行かない。
(島原市議会)議員には時間外手当も出席日当もつかないので、委員会に長時間を費やす事は、まさに「議員の良心」であり「責任」である。しかし一方で、委員会で答弁に立つ市役所職員の側は課長以外には時間外手当が発生する。委員会室、委員会室の脇の廊下、各課に待機する課長補佐・係長級は時間外手当の基準額も高い上に、深夜に及ぶと2.5割り増しの手当は5割増しに変化する。これも税金で、馬鹿にならない金額だ。 僕の属する総務委員会では、夕刻議論が熱を帯びて、市長にとって不都合な核心に触れる質問になると、与党議員が、「時間外に突入すると残業手当も馬鹿にならないよ~」などの野次を飛ばす。時間単価4000円5000円の積み上げも大きいが、何億もの無駄な事業を是正できなければ本末転倒、木を見て森を見ず、に成りかねない。(自分が貧乏性のために、ああこんな基本的な質問は事前に個別質問で解決しておくべきだった、と、見知らぬ街でタクシーに乗っていまだ目的地に着かず、料金メーターのカチャカチャ音が聞こえるような感覚にとらわれる。)だから時間外手当(即ち市民の血税)の増加は、結構な圧力になる。 目先の職員にとっては、付き合わされるのは気の毒だが、それ以上に時間外手当が保障してあって「ヨカばっかり」なのだから、気にするな!と言ってくれる同僚議員も居るが、職員の給与(給料・手当)は全て市民の血税であるという意識が離れない。 島原市議会では、伝統的に「教育厚生委員会」が徹底議論委員会で、時間延長お構いなし傾向にある。担当職員は、長引くものと覚悟さえしておけば、まさに選挙と同じで「時間外稼ぎ」と割り切ればいい臨時収入だ。先の教育厚生委員会12/15も論議は深夜に及び12時を回ったのだから驚きだ。 その日は最後まで傍聴を付き合った訳だが(もちろん傍聴議員にも日当も手当も出ない)、当の委員たちは時間外手当を職員につぎ込むに値する質問だと自負しているようだが、時間費用対効果で考えた時、この問題は今取り上げるべきではないと思う点も多々あった。 委員会をケーブルやネットで公開する事が急務であると思う。第3者の目があれば、議員も質問の優先順位を考えるし、理事者側も、のらりくらりと逃げ回る答弁は出来なくなるし、おそらく、時間外手当の出動も少なく抑えられるものと思われる。(この公開手数料がネットの進歩によって格段に安くなったのは大きな意味がある。)
by mmatusaka
| 2009-12-21 22:40
| 島原の自治と議会
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