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2010年 01月 30日
小沢さんは、民主党大会で直前に秘書であった石川議員が逮捕された事を受けて、異例の挨拶をした。自分は検察の捜査に協力して個人の通帳等まで提示していた。と。
(その検察のリークと思われる)『関係者によると』報道ではことごとく、小沢さんは検察捜査に協力しない・してこなかったとの報道だった。「小沢氏は説明責任を果たせ」というアンケート結果を強調した。 その後小沢さんは検察の任意聴取に応じた。3時間を越える聴取だったらしい。そのあと小沢さんはわざわざ記者会見を開いてその内容について報告していた。これまで散々リークしてきたと思われる検察側は何のコメントも公式見解も無く、例によって検察擁護の、検察OBやら弁護士やらが「聴取の内容は小沢さんの言い分を聞いたのだろう。次は検察による第2弾3弾の追及があるだろう。」など憶測を断言的に話していた。 この小沢さん聴取はホテルのどこであるのか?マスコミは小沢さんの動きに合わせてあちこちで待ち構えていた。 不思議なのは、何故この事情聴取を公開せよと迫らなかったのか。マスコミはさんざん説明責任を追及しながら、小沢さんにも検察にも、その事情聴取は公開でやっていただきたいと要請しなかったのか? 全てのマスコミ・検察関係者・民主党も自民党も、検察の事情聴取は『菅谷さんの取調べ』や『志布志事件』同様、密室で行われるのが当たり前、可視化法案が成立するまでは『言ってはいけない事』という扱いだった。 取調べは『可視化』しなければならないという法律は未だ出来ていなくても、『密室でなされなければならない』訳ではあるまい。『可視化状態でもいい』のではないか。国民の誰もが知りたがっているのだから!マスメディア特にテレビにとっては圧倒的な視聴率を稼ぐ事の出来る生放送が出来るのに! 小沢さん及び民主党は実況生放送可視化を条件に事情聴取に応じれば良いではないか。不正はしていないという自信があるのだから堂々と受けて立って欲しい。恐らく小沢さんは、「どうぞやってくれ」という立場だ。鈴木ムネオさんが一番堂々と「可視化」を言っていた。分かりやすい。 ところが、小沢さん問題をキッカケに「可視化」を言い出すことは、「政権与党の検察に対する圧力だ!」という自民・マスコミの論調???なぜ「可視化」が検察に圧力がかかるのかそこが分からない。検察だって自信と誇りがあるのなら、(関係者によると)疑わしい小沢さんが、公開の席でしどろもどろに追い詰められるわけだから、むしろ検察の希望通りじゃないか。説明が果たされていないと言い張るマスコミ(そのアンケートで、説明責任を求める国民の多数)の望むところではないか。 多くの国民は、僕と同じように、この小沢さん事情聴取を公開するよう(ムネオさん同様)望んでいたはずだ。その声は全く無視するマスメディア。不思議でならない。肝心の民主党までもが、「『可視化』は小沢さん問題とは切り離して、粛々と進める、今回小沢さん問題をキッカケに可視化を迫る事は検察に圧力をかけるから。」といやらしい大人の判断を下す。 菅谷さんを自白に追い込んだ「恫喝まがいの事情聴取」や足をつかんで「踏み字」をさせた志布志事件のような取調べは、当然、公開されれば出来ないだろう。そういう恫喝の特権を剥奪する事が何故検察に対する圧力なのか???違法な事は公開非公開に関わらずやっちゃダメだろう。 マスコミは、事実が公開され、直接国民の前にさらされると、自分たちの手心もアレンジも使えない。密室聴取なら、「関係者によると」の接頭語をつけるだけで、言いたい放題の解釈を報道できる。生放送だとその一瞬に国民の耳目は集中する。スポンサーCMを挟む余地は無い。CMを入れたとたんに、他局にチャンネルが移動するからだ。そして生放送はそのまま国民の判断に直結する。 もはや、面白おかしく憶測断定を載せても週刊誌は売れないし、ましてや読売新聞も産経新聞も(ほか省略)買う価値が無い。事実が明らかになるまでの賞味期限でしかない今の新聞は有害無益でしかない。 それが可視化しない理由だ。改めて、今のマスメディア情報は「事実」の前に全く無意味な冗長な99パーセントが不要な情報である事が分かる。本当の意味での可視化、情報の公開が進めば、上杉隆さんが言っていた大手マスコミの記者クラブ独占に代表される利権構造は吹っ飛んでしまう。 僕らも、毎日ろくでもない情報に付き合わなくても、本当に必要な情報だけ入手できるようになる。評論家たちも、本物で無ければ生き残れない。哲学無きコメンテーターはメシの食い上げだ。 憶測と「関係者による」、事実に基づかない言いたい放題が使えない報道や評論に携わる者たちは仕事がなくなってしまう。事実に基づいて、きちんと評論できる本物の評論家だけが、国民(視聴者)の信頼を獲得できるのだ。 石川代議士を逮捕したのは自殺させないためだと報道されているが、僕が一番恐れているのは、つかまった状態で捏造の遺書を残して「自殺」に見せかけて石川さんが殺されるということだ。 今日この時間も、石川代議士はおしっこにも行かせてもらえず、「恫喝」され眠らせてもらえないで「お前がやったのだろう!」と緩急をつけて追及されているのであろう事が容易に察せられる。 僕のこうした憶測が事実ではない事を祈りたい。一刻も早く取調べを可視化してもらいたい。検察は一刻も早く、違法取調べはやっていないことを証明説明する義務がある。
by mmatusaka
| 2010-01-30 19:36
| 社会時評
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