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2010年 04月 17日
「陣痛から生まれる命」と題した市長コラムで
竹原阿久根市長は以下のように述べています。 *************************************** 私達は、母親が死ぬほどの痛みを引き受けてくれたおかげでこの世に生まれました。本当に死んでしまう事もあります。母親は痛みの中から産んだ供をさらに苦労を重ねて育て、そのあげく一人残らず年老いて死んでいきます。子供達は、同じように痛みと苦労を重ねて次の世代につないでいきます。これが命の循環です。 人の命や活力の根元には必ず痛みがあります。人が真に尊いもの、価値あるものを生み出す時は常に痛みと共にある。人はそのように生まれついています。 阿久根市議会について 私は阿久根市議会議員を約2年半させていただきました。その経験から申し上げて、議員という職業は間違いなく楽な商売です。年間30日もせずに415万円ほどいただきます。私が議員として感じた最大の痛みは、成果を出す事のない議会で議員を続ける事に対する「良心の痛み」でした。今の阿久根市議会には「有権者の意思を偽装する」という以上の働きはありません。 市議会の現実 1 議会には本当の議論は一切ありません。〝聞いて、多数決〞これだけです。そういう決まりにしているのです。ですから議員は誰にでもつとまります。結局、議会での発言は〝議員の仕事をした〞という証拠を残すためのものでしかありません。 2 本質的なやり取りは多数派議員だけが密室でおこないます。すなわち談合であり、多数派が勝手に決めます。阿久根市議会で市の将来を見据えた議論をすることはありません。議会としての施政方針を考えた事さえありません。 3 多くの議員にとって、議員活動の主目的は阿久根市の未来ではなく、「当選すること」。もちろん議員自身のためです。 私は二年半の議員時代に「議員の日当廃止条例案」「手数料値下げ条例案」などを議員提案しましたが、ことごとく否決されました。議員自身の利益に反したからです。議員の公費不正使用を暴いた事などで、メンツを潰されたというのもあったでしょう。 有権者の皆さんが、このような議員たちに騙され、時には同情して投票した結果が今までの阿久根市議会を作ってきました。議会はすべて談合で決めています。今回の議会では、談合で給食費半額補助を削って土木費に回しました。 反対派が仕切る阿久根市議会では他の議員の意見は完全無視、議会は単なるアリバイ作りです。私はこのようなアリバイ作りに加担しようとは思いません。人はカネを貰いすぎると他人の痛みに鈍感になります。職業議員の高すぎる報酬が社会の痛みを感じる感覚を鈍くさせています。報酬は日当制で十分です。 ************************************ と述べ、そのあと職員の給与に踏み込んでいきます。 ほぼ当たっています。そしてこれは阿久根市議会だけのことではなく、全国の議会に当てはまります。島原の場合、阿久根の415万円を540万円と書き換えればいいわけです。 市政のチェックどころか、自分たちのことしか考えていないのだから,、議会は大いに糾弾されるべきです。竹原市長が議員に厳しいのは、自らが議員だったからだと思います。僕が議員のくせに自分の属する議会に厳しく、批判をするのと同じ意味です。 結果役所と一緒になって市民の税金を泥棒し山分け(※)しているわけです。役所からすれば16人(島原の場合23人)に見逃し口止め料を払って、自分たちのやりたい放題だから、笑いが止まらないでしょう。議員は完全になめられています。 議員が自分を捨てて、本気で市政をチェックしても、役人の巧妙狡猾なトリックを見破るのは並大抵ではありません。議会が本気で戦って、同結果なら、次は市民と連帯して、役所を責めなければなりませんが、今のように腐れ果てた議会ならば、(実はある意味そのように飼い慣らされたともいえるのですが、)有害であり無用であります。 なるほど議会は無用であり不必要です。議会があってもなくても市民は役所に年貢を搾り取られ、生かさず殺さずなのですから。議会経費は市の総予算の1~2パーセントですが億の単位です。役人からすれば、こんなレベルの議員を選んでいる市民を扱うのは、赤子の手をひねるようなものです。 せっかく議会を無用のものとして消し去っても、それによって浮いた経費は一文だって市民には戻ってきません。その分も職員で山分けされるのが関の山です。 本当に悪いのは、税金をピンはね山分けする市役所でしょうか。それをチェックもせず逆に税金山分けに加担する議員どもでしょうか、そんな市長や、そんな議員を選ぶ市民でしょうか。 ※「税金を泥棒して山分け」という表現は、究極の表現ですが、他意はありません。結果として大事な税金が著しく偏って議員や職員に厚く配分され、市民にはすずめの涙ほどしか回ってこない実態を表現しています。第3者が、議会や行政を批判して発言すれば、批判された側は名誉毀損だとか失敬だとか怒り出すかもしれませんが、私はその批判される側の立場として、いわば内部告発=反省をしているわけです。 自分の属している組織や、自分の言動を控えめに表現する、日本独自の表現方法(謙譲表現)であります。ご理解下さい。
by mmatusaka
| 2010-04-17 01:02
| 阿久根に注目
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