自分はどれほどの人間か

　舛添さんが自民党を出て、もはや泥舟脱出劇は末期的様相を呈している。よりによって最も信頼の置けない「改革クラブ」と妥協するなんて・・・。それにしてもあれだけ何百人もの政治家を擁していたこれまでの日本を支えていたと思われた自民党に、実に全く本物と思われる政治家がほとんど皆無なのは驚きであり失望だ。
　評論家がしたり顔で「この人は政策通だ」とか「財政のエキスパートだ」とか持ち上げていた自民党政治家がことごとく、全く人間性のかけらもない、いぎたない悪口雑言を連発。何だこの程度の人物か、いや犬畜生にも劣るような人徳の無さ。否が応でも分かってしまう。県議も市議もほとんど同列で、目先の選挙に迎合し「自分はこうだ！」というポリシーも無い。せめて国会議員には素晴らしい政治家がたくさんいて欲しかった。
　その点、民主党・みんなの党などには「この人はすごい人だ」「僕なんぞが逆立ちしてもかなわない」と思える政治家が（今の僕の理解できる範囲で）何人か存在する事がせめてもの救いだ。
　竹原さんや河村さんもいる。鳩山総理も頑張っている。

　政治家の評価はその後の言動によって大きく評価が変わるから、コメントは差し控えるに越した事は無いが・・・まあデタラメだ。考えてみたら役所の中だってデタラメのオンパレード。
　そして自分は何者かを考える。えらそーに他人様をあれこれ論評できるのか？？？てめえは何様か？いっぱしの政治家を気取って、あれこれ屁理屈をこねて、いったい何を実現したのかね、ひとりでも弱い人たちを救うことが出来たかね。報酬分の働きはしているか。
　もとより、私利私欲で政治をやっている連中に基準を置いてはならない。泥棒や詐欺師を基準に俺はまっとうだと言って何になる。下を見て「俺は真面目で勤勉な政治家だ」と胸を張って何になる。この税金泥棒め。いつからてめえは自分より志の低い者を基準に置くようになった。安易に自己満足してどうすんだよ！

　しかめ面してどうなる。もっとにこやかに楽しい顔をしろ。いい加減一所懸命なポーズはやめろ。素直に普通に。ふつーに人のために死ね。ふつーに隣人のために生きろ。

ありがたいことに今日も生きている。ガンバロー。