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2010年 05月 15日
相変わらず、部屋を片付けられない。捨てるべきものを捨てられないのである。たぶん自分はごみ屋敷住人になる可能性が高い。
本もその一つだ、学生時代なけなしのお金で買った本も多い。皆が焼肉定食を食べる時、野菜炒め定食にして50円を重ねた。でもさすがにもうこの本はついにページをめくられないままだろうし今後も読まないだろうから処分しようとする。後付を見ると、購入日と読了日が記されている。パラパラとめくる、何箇所かに傍線や、びっくりマーク「!」。こんな事はしょっちゅうだ。 最近のアルツハイマー傾向は(実際にアルツハイマーで苦しんでいる方には不適切な表現に映るかもしれないが、身近に置く意味があるのでご了承願いたい。)目に余るものがある。 読んでいるようで読んでいない。(読んでも記憶が無い。) 見ているようで見ていない。(見ているはずなのに覚えていない。) 言っているようで言っていない。(実際は言っていることが議事録に載っているのに覚えていない。) 「言った・言わない」のトラブルはしょっちゅうだ。 今報告書を配布している。「それ頂いて読みました。」 内容に入り込むと、なかなか大変だ。 先方が、実はこちらが思い入れているほどじっくり読んでくれていないこともしばしばである。 読者は自分の都合のいいように解釈しやすい傾向にある。 しかし全く逆にとられると表現力を問われてしまう。 僕の報告書今回(青草子9号)12ページ。 1ページでも関心を持って記憶にとどめてくれれば御の字である。 先ずは本会議の公式発言で訴える。 その内容を、このブログや報告会で報告する。 会う人会う人、相手の理解に合わせて(東京の人には東京弁で、島原の人には島原弁で・・・アメリカ人には英語で:ウソです!)身振り手振り、メモを駆使して説明する。 報告書で又繰り返し角度を変えてでも訴える。 なかなか伝わらない。難しいものだ。 その伝えている本人、自分が、自らの過去の発言を正確に覚えていない・・・ 少しずつ少しずつ広げていくしかない。 この人には口でも言い、報告書も手渡して、電話もしたのに・・・とこぼしても仕方が無い。 同じことを相手は感じているかもしれないのだ。 役所の「その件は、広報でお知らせしてあります。(知らないという市民が悪いんです)」といういわゆる帳面消し情報発信は論外。(これは最低限の責任でしかない) 本当に伝え、本当に気持ちを共有するのは至難である。
by mmatusaka
| 2010-05-15 10:10
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