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2010年 05月 25日
ようやく雨が上がって、今日(5/24)は200戸ほど、戸別訪問した。きちんとしたデータではなく、印象記であるが、在宅率は結構高かった。(不在宅はポスティング。)
「こんにちは、市会議員の松坂です。議会の報告をお届けしています。どうぞ読んで下さい。」 岡田克也さんが訪問宅のいいところを見つけて褒める、それがキッカケで色々話が聞ける。などと書いていたが、中々それが出来ない。ようやく雨が上がりましたね。が精一杯。でも正直、きれいに掃除が行き届いている玄関や手入れされた植え込みを見ると、心和み、いつも心の中で「素晴らしい!」を連発している。わざとらしいテレがあって、言葉にならない。正直が一番ではなかったのか。 それでも何人かの人は、色々訴えてこられる。 僕の議会活動をある程度(市民目線で市長に対してもはっきりもの申す議員)理解しての方。つまり松坂議員にもの申す。 議員と聞いて、(市長与党か自民党か、民主党か、確認することなく)さまざまな行政に対する不満や国政についての考えをおっしゃる。つまり議員(政治)にもの申す。 マスコミ報道と同じように「民主党には期待はずれだった、かといって今更自民に戻れとは言わないが・・」との感想。意外なのは、思ったより民主党・小沢さんの支持が高いことである。特に小沢さんを支持する人は政治にかなり詳しい人が多い。小沢さんのことをある程度理解している人はかなりの確率で小沢さんを支持しているのだ。そして支持していない人は、マスコミ情報の範囲であることが多い。 そろそろ市議選挙ですか?という反応がたまにある。議員が戸別訪問をすると、選挙が近いと条件反射するようだ。実際社会現象化している。 しかし、今回の場合は(も)報告書の内容を是非読んで、島原の悲しい現実を知って欲しい。諦めずに一緒に世直しをしましょうよという思いがある。選挙を意識せずやれている。 今日は特に話し込む場面があって、予定の戸数にはるかに届かなかったが・・・快かった。青葉町は曲線のコースが多く、いま自分が北を向いているのか東を向いているのかしばしば分からなくなる。何度も地図の向きを変える。訪問宅を出て辺りを見回して、はっとする。ああここだったか。 初めての選挙のとき、印象に残る交差点がある。それが小山町から青葉町に抜けるコースにある。そろそろ日が沈もうとする頃。振り返るとカーブミラーが2本立つ、くねったあの交差点だった。 ハンドマイクを手に畑の向こうの住宅街に向けて立会演説を始める。他候補の選挙カーが大音声で名前を連呼して通過する。遠くから見えていれば立会演説優先なので遠慮してくれる選挙カーもあるのだが、カーブで見えないものだから、お構い無しだ。僕が視界に入ると、「松坂候補の健闘を祈ります。」とさらにボリュームを上げる。マイクの音が遠くなるまで待って、演説を再開する。 又別の選挙カーがやってくる。上からと下からやって来たときが悲劇である。ちょうど僕の立っている場所で狭い道を譲り合うので、どちらかの車がすぐ脇に停車する。選挙カー同士でエールを交換する。相手の名前を一回言ったきり、あとはさらに音量を上げて自分の名前を連呼する。 何度も演説を中断され、わずか5分ほどの演説に30分ほど直立不動。あたりはすっかり暗くなって、遠くに家族団らんの明かりが見える。誰も聞いていないんじゃないかな?・・・背後の家の窓がすっと開いて、小さな拍手があった。聞いてくれている人がいた。そして拍手までしてもらった。嬉し涙が頬を伝ってももう辺りは真っ暗になっていて気づかれずに済んだ。そんな場面がよみがえった。初心忘るべからず。
by mmatusaka
| 2010-05-25 01:31
| 島原から日本を変える
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Comments(2)
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