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2010年 07月 31日
中尾氏は冒頭、長崎市民の手前、長崎市議会は日経新聞がこの春公開した議会改革度ランキングで700ほどの自治体中36位と結構進んでいるよと持ち上げた。このランキング長崎県からは大村市が最高位で16位だったかに入っているが、島原市だって別のランキングでは全国2位に輝いた事もあるからデタラメだ。大臣表彰の名物土産のようなものだ。
今全国で注目ベスト3は・・・とかの展開で、真っ先に阿久根市問題を指摘なさった。会場からそれは論外、デタラメだといわんばかりの冷笑のような軽蔑のような反応。中尾氏は右とも左とも評価をなさらなかった。その評価を実は聞きたかったので・・・この冒頭の切り出しに続く言葉を期待したが、どう思われたのか阿久根を飛ばして、名古屋河村市長の事に言及された。 中尾氏は河村氏の10%減税をけして評価をしていないようで、財源の手当がない無謀なものと取れる、つまり河村氏の提案を否決しようとした議会側に理があることを前提で話しておられるように感じた。しかし、河村氏はこの10%減税を前面に押し出して選挙に勝ったわけ(2009.4.28)で、当然6月初議会にはその提案があるのは分かっていた。ところが議会はこのこと(減税は難しいこと)を市民に説明することなく、自分たちだけで一方的に否決に回った。市民の批判を受けて、市民説明(市民との対話)を始めた。たとえ議会は間違っていなくても、市民に説明責任を果たしていないという事で名古屋議会の方が悪いという話し方をなさった。 結果として市民との対話が始まりあとさきになっただけだが・・・と名古屋市議会に配慮をなさったが、言われる前に動く事と、言われて仕方なく動くのでは雲泥の差、実は180度違う事は歴然である。 河村市長は自らの報酬を大幅削減し、当然に議員にも高すぎる報酬を減額してくれと暗に要求していたわけで、市長の報酬削減には同意しながら、住民税減額に反対したのは、自分たちの報酬削減に繋がることを恐れただけだと市民(国民)は思ったわけだ。多分そのとおりだ。 名古屋市(市長vs議会)の評価を聞いて、言葉は控えめではあったが、反省すべき側は議会であるというメッセージは正確に伝わったのだろうか?中尾氏は阿久根市をどう考えればいいとお考えなのだろうか。 せっかく二元代表制と言うことで、市長も市民が選び、市議会も市民の選んだ代表組織、その二つの良識がぶつかり合って、さらによりよい方向に向かうのが二元代表制の長所のはず。ところが現実にはどこも市長の独裁政治、議会は市長の追認機関、利権にたかるハエのようなもの。それが現実。それなら議会はいらないじゃないか。・・・だから議会改革なのだ。 現状の地方自治は合法の体は成しても(ばれなきゃなんでもやっていい程度の違法すれすれ。「社会の要請にきちんと応じる事」という意味でのコンプライアンスはとっくに崩壊している。 そこに、合法の名の下の実質的デタラメ独裁(市長と与党議会による無責任独裁)よりは、あえて非合法の汚名を受けても実質的に市民のための独裁(市長1人が責任を負う責任ある独裁)を実行する市長が登場した。阿久根市竹原信一市長である。 新聞では今日も「どうにもならん」と繰り返している。 この報告会でも、基本条例案骨子を作った委員(議員)が、何の脈絡もなく、阿久根のように議会を無視されたんでは、議会は手も足も出ない、といった、「議会は何が出来るか?」に繋がることのない発言をした。阿久根ほど議会とは何かが問われている問題はないのに、竹原市長1人の狂気のせいにしてしまっている。情けない。 実は阿久根に打つ手はある。(3つ)。もし竹原市長のやっていることが「良くないこと」であるのなら・・・ ①市民が連署して市長リコールが出来る。対応するのは市長ではなく、選挙管理委員会である。 ②議員が市長不信任を議決する。市長は議会を解散するか失職するかどちらかしかない。議会は解散されても、改選後再度不信任を突きつけることが出来る。2回目の不信任議決で、市長は無条件失職だ。(このことを何と阿久根市は経験している。) 今のところ市長が議会を召集してくれないので、不信任議決が出来ない。自治法101条で議員発議で議会開催を望むのであれば、議会側は「コウテイ疫の意見書を出すなどという下手な言い訳をせず「市長不信任」を案件としたい旨添えれば、竹原市長の事、開会を即決するのは見えている。要は選挙になるのがいやな議員たちの保身がそこにある。もし、議員たちが言うように本当に竹原さんが狂気なら身を持って止めるのが市民の代表である市議の役目ではないのか。 ※選挙管理委員会事務局に問い合わせていただけばいいが、②は議員選挙・市長選挙と2回あって大変だが、実は①も法定署名の確認作業は莫大な仕事量で選挙一回分より大変な上に、信任選挙もある。いずれにしても大変な仕事だが、それをムダだと言い出したら選挙そのものが不要な無駄遣いということになる。 ③役所職員が上司命令といえども、憲法に反するなどの根拠を持って、仕事をしなければ、市長の政治はストップする。 何故、竹原市長の独走が止まらないのか。市民の本心がそれを望んでいるのではないか?騒いでいる連中の顔を見れば分かるではないか。今まで利権をむさぼっていた連中ばかりではないか。
by mmatusaka
| 2010-07-31 15:08
| 阿久根に注目
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