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2010年 10月 04日
昨日の総決起集会に続き、本日『よみがえれ有明海!小長井大浦訴訟』が結審した。不肖松坂も傍聴参加した。 原告漁民2人の訴えは鬼気迫るものがあり、3年間折に触れて、この二人の戦いを見守ってきた僕には感極まって、冷静には聞いていられなかった。原告弁護団の主張もいちいちもっともだった。 被告(国:農水省)は、一言も返す言葉が無く、押し黙ったままだった。開門の正当性はもはや明らかで、被告は「開門しない」と主張するのではなく、本来すぐにも(開門に向けて)和解協議に入るべき内容である。あまりに情けない、国の対応。農水省はもはや、完全に機能停止している。 毎年雪だるまのように増え続ける借金(国債)に全く手をつけず、次代に先送りの国。その典型的な例である。もはや間違い(デタラメ)は明らかで、日増しに被害は拡大しているのに、手を打たず問題先送り。今更「誇りは無いのか!」「少しだけ勇気を出して!」と言っても、そんな本来人間に備わっているはずの「普通の感覚」は彼ら官僚に備わっているはずもなく、そんな官僚の代弁をなりわいとする御用弁護士たちに何を期待できようか。 この人たちに赤い血は流れているのだろうか。そんな彼らにも家族や生活があるのは分かる。でもウソはいけない。組織にまみれて、一人の人間であることを忘れている。 私たちは、もはや「裁判官」に判断をお任せするしかない。傍聴を続けてきた範囲で言えば、原告弁護団は精一杯戦ったし、負ける要素は寸分もない。裁判官が、普通の判断をすれば済むのであるが、それは政官業の癒着を前提でこれまでの日本を支配してきた巨大な権力に「待った!」をかけることである。その影響を考えると、良識的なごく普通の判断には「断固たる決意」が求められる。 裁判の後、報告集会。昨日に引き続き、仁比そうへい元参議が参加し、今日の裁判の意見陳述の意味を説明してくれた。 (たまたま昨報で、仁比さんのことは又紹介したいと、予告していたので・・・ここで・・・)この度の参議院選挙、我々は大きな星を二つも失った。長崎県の犬塚ただし氏、そして仁比そうへい氏だ。特にイサカンを闘う我々にとって大きな痛手であった。怖くて誰も触れたくない、口に出したくない事実だった。 仁比さんは昨日、そんな不安を打ち消すように、漁民の悲しみ・政府の無策に対する怒りに交えて「仁比を野に下らせたことを後悔させてやるぞ。」と力強いユーモラスな強がりを披露してくれた。そして今日は、政治家仁比そうへいは(その肩書きとは無関係に)捲土重来を誓うのであった。 仁比さんはただつらつらと本日の裁判の内容を要約し評価したのだが、今日の裁判の意味するところを分かり易く伝えてくれた。優れた解説者を得ると感動が何倍にもふくらむ。傍聴席で得た情報を共有し、ここで固めた決意を広めなくてはならない。乞うご期待。みんなガンバロー。
by mmatusaka
| 2010-10-04 21:16
| 諫干・環境
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