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2010年 12月 29日
![]() 諫早湾を締め切って出来た「調整池」には二つの排水門が付いている。調整池の水を淡水で海抜マイナス1メートルに保つために、外海(諫早湾)の水位がマイナス1メートルよりさらに低い時に排水門を開いては外に水を流している。 今回裁判の結果、「開門を命じられた」と知って、初めて排水門が開かれると思っている者が結構いるのだ。東京方面の人は(あの生々しい映像!)ギロチンが排水門だと思っている。菅さんの言う開門はあのギロチン鉄板を引き抜くことだと思い込んでいる。 梅雨時に大雨で、排水門を強制的に開けて汚濁水が大量に流れ、漁民が抗議行動をした。そのニュースが流れて、「そうか大雨の時には開けていたのか。」と開門の事実を知った者も多い。 締切り堤防道路中央部に常時排水がポンプアップされている。これで排水されているから、開門は非常時だけだと理解してしまう者が居る。これは農水・県のそう思い込ませるテクニックである。 南北の排水門から年間どれほどの排水がなされているか、その回数と量を県干拓室に問い合わせた。10日ほども待たせて、挙句、(こちらが再度連絡して初めて)その情報が公開できるかどうか検討しているから暫く待って欲しいとの返事。 あまりに馬鹿にした「情報隠し」に憤慨して、担当者に「情報公開手続きをしろとか言ってまた引き伸ばすのか。審査会かなんか実施するのか、責任者を出せ!」と強い言葉になってしまった。干拓室長が電話口に出た。「今知りたい情報の内容が分かった。上司の許可が要る。」「干拓室にあなたより偉い人がいるのか?」 干拓室長は課長級であるが,実は干拓室には部長級の理事がいて、実はこの人が実権を握っている。許認可は理事の権限。何かあったときに詰め腹を切らされる責任者が干拓室長という訳だ。もちろんこの理事は農水省から出向している。 正確には「割愛退職」なる再就職を保障した退職で農水省を辞め,県職員に納まっている。要は幕府からのお目付け役、長崎奉行のようなものだ。ばかばかしいにもほどがある。 一連の長崎県の不可解な行動の張本人はこういう仕組みのなかにある。農水官僚の意思である。 「すぐその理事とやらの許可を取ればいいじゃないか。不在なら水産部長でもその上の副知事でも結構だ!あまりにもバカにしているじゃないか!」と。 県の仕組みがどうなっているか知らないが、簡単な公開情報を、出来るだけ隠そう、遅らそう、小さく見せかけよう、正しいように思い込ませよう、誤解させようという『情報公開原則』にそって、まず時間を稼ぐ、たらいまわしにする、再請求させる、そのうち諦めるだろう。というマニュアルがあるようだ。 これは長崎県に限らず、役所の仕組みそのものなのかもしれない。 さすがに今日が『仕事納め』と聞いて怒り爆発!正月をはさめば忘れるだろうとでも思っているのだろう。話してみれば、話の分かる室長ではあったのだが、通常ルートではここにたどり着くまで数週間かかるようだ。 数時間後担当から「許可が下りたから、」と電話があって情報提供があった。 (続く)
by mmatusaka
| 2010-12-29 00:12
| 諫干・環境
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